登山者情報1,308号

【2010年01月11日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 昨日、夏目さんと約束していたで早めに起きて、6時半過ぎに南俣に着く。既に車が4台停まっているが、来ると云っていた須藤さんの車は無し。家を6時半に出て来ると云っていた、夏目さん達7時前には、到着。ただ、ラッセルマンの林さん仕事で来れないのが残念。(須藤さんも、夏目さんが来る少し前に着いたようでした。)
 7時頃歩き始める。林道途中でスノーシューを着ける。8時、神社。積雪1mである。天気は、曇っている。下越の本隊のラッセルに期待して、ゆっくり休憩を取る。一本杉手前で本体が見えたので、一本杉で再び休憩。夏道である。
 9時過ぎ、一王子。ついに本隊に追い付く。休憩を取っている内に、須藤さん先頭に立つ。結構新雪は、深い。10時過ぎに、ようやく独標に着く。積雪240cm程。休憩を取り、この時期にしては、珍しい青空。一面の樹氷景色を撮る。この調子で行くと山頂は、13時頃になりそうだと話しをする。
 ビデオを撮りながら、後ろを歩いていたが、6合目付近でトップになってしまう。幾らも進まないで、交代してもらう。夏目さんが、後で林さんがいたらこの半分の疲れで済んだのに…。
 それにしても、トップグループは、休憩を取らない。一時、12人の行列であったが、各自適当にエネルギー補給をしている。油こぼしから上は、比較的沈まず、トップに引っ張られて山頂には、12時に着きました。(本当は、トップの着いた時間で我々は、少々遅れました)山頂から360度の大パノラマ。飯豊は、綺麗に白く輝いていました。
 風も殆ど無く、外でお昼と思いましたが、須藤さんを除いて鍛え方が足らない面々は、少し寒くなって小屋に入り昼食を取る。(小屋の温度計は、−二度)下越の石井さんのオニギリの大きさにビックリ!昼食を終えて、13時頃に外に出ると、真っ白。先程までの、素晴らしい眺望は既に無し。準備をして下山開始。結局山頂来た方は15名くらい。真っ白になった世界を降り始めるが、時々ガスも晴れて景色も楽しめました。そして、少し降ると、今日唯一のスキーの長部さんに出会いました。新雪用の幅の広いスキーを履いて居られました。
 また、登る時に非常に難儀をした6合目は、トレース無しの所を、降るにはスノシューも適当に沈み雪も軽く快適でした。ただ、一王子時から下は、雪が重くトレース無しの所を降ろうとすると、骨がおれました。
 15時、神社。

油こぼし 山頂から飯豊連峰
観測所のアンテナ 二王子岳山頂
日々是好日
うきわく山旅日記