登山者情報1,323号

【2010年2月27日/入田沢〜栂峰/横山利夫・金野伸調査】

 国道121号沿い、入田沢から栂峰に繋がっている尾根があり、試しに登ってみないかと横山氏からのお誘いがあり、一緒に行くことになった。6時30分に道の駅に集合し、そこから数分車を走らせ、大荒沢の橋の手前から細い道路に入っていく。
 適当な場所へ車を停め、登り始める。道はないものと思っていたが、木の搬出の為切られたと思われる作業道があり、これを利用して尾根に取りつく。途中で作業道から離れ、あらかじめGPSに記録しておいた標高810mの小ピークを目指す。
 ここからしばらく穏やかな傾斜の尾根を歩き続けた。雪は降っていないものの天候はパッとしない。雪は締まっておりかんじきならほとんど沈まず快適であった。986mの小ピークから少し急登となるが、1130mの小ピークまで登ればまたダラダラと緩い尾根歩きである。
 栂峰の手前、主稜線との合流地点のみ様子が違っており、ここは急峻な痩せ尾根であった。雪庇は大分落ちていたが気をつけて登る。ここをクリアすれば山頂は目前である。
 11時過ぎに到着。4時間強の行程であった。お昼を食べ、下山。最後の部分を除けば、スキーで十分に楽しめるコースということが分かった。来年はスキーで来ようと思う。

今回のルート
登り口
このような感じがずっと続く
いきなり痩せ尾根になる
ここを越えれば山頂
マンサクが咲き始めていた