登山者情報1,324号

【2010年02月28日/小国雪山講習会/井上邦彦調査】

 今年も「第3回小国町雪山登山講習会」がおぐに開発総合センターで開催されました。講師は小国山岳会のメンバーです。内容盛り沢山で、充実した1日でした。

開発総合センターに集合
小国山岳会のスタッフ
人数が多いので2班に分ける こちらは室内でロープワーク
初めての方には、まるで魔法です
自作のスコップのようです
その間、別の班は屋外 最初にプローブとアバランチビーコンの説明
実際に1名が雪の中に埋もれる 声が聞こえるかな?
掘り進んだら身体の一部が出てきた ここで頭の場所を推測する
衝撃を与えないように雪の上に引き上げる
PWDの指導で、感触のあったプローブを頂点にV字型に掘る
先頭は深く掘り、そのほかのメンバーは排雪
この方法は深い場所に埋没している時に有効です
ザックを一箇所に集め、それをツェルトで覆います
このツエルトを周囲の雪で埋めます
このぐらいで良いかな
次に脇から穴を掘って行きます
下からザックを取り出し、整形すれば緊急シェルターが完成です
火山の噴火だよ〜
次は座学、QVHがコンパスの使用法を指導します
磁北線とコンパスは読図の基本です
実際に試して見ます
今回の研修の総リーダー、AXL
次は何かな?
HZUによるGPSと携帯電話の話
昼食後はまた班に分かれました
ツェルトを使った搬送法です
下からの衝撃や冷えを防ぎます
負傷者が横たわりました
固定する場所を確認します
ツェルトの端にロープを付けます
手が邪魔なので結んでしまいました
次は身体を覆います
先ほどのロープを組み合わせていきます
こんな形になりました
搬送時の確保法
最後の総括です
参加者の感想を聞いて次回の参考にします
今回参加くださった皆さんです