【2010年03月28日/二王子岳/長谷川芳幸調査】
今日は、天気予報がイマイチだったので頼母木に行く予定を変更して、今年13回目となる二王子へ行って来ました。
朝、車を走らせていると二王子から登る日の出が良かったので、写真を撮る。昨日と同じく、午前中は天気がなんとか持ちそうである。6時半過ぎ、除雪終点。Sさんの車が止まっている。準備をして、NさんとHさんが到着するのを待つ。
7:00歩き始める。林道は、ややぬかるが途中に雪がない箇所も有るので、ツボ足で歩く。新雪は、サーと積もっているだけである。7:40神社。天候は、曇り。積雪110cm。先週より多少増えている。Sさんには、1時間以上遅れている。一休みして、スノーシューを付けて登り始める。
Sさんのトレースが有るので、新雪は結構有るが比較的歩き易い。一本杉で写真を撮り、いつもの通り神子石手前から右の尾根に取り付く。トレースは、小屋に向かっているので小屋脇経由で登る。小屋脇から尾根に取り付く時、スノーシューが滑って登りにくかった。霧氷が綺麗である。
8:50一王子上コブで休憩。360度綺麗に見えている。ただ、遠くは霞んでよく見えない。再び歩き始めるが、斜度がきついと滑って歩きにくいし、結構新雪が深い。4合目付近でSさんが新雪の深さを掘って測っていました。50cm程有りました。4合目の道標は、再び雪の中で見えませんでした。独標手前で、トップのSさんに追い付く。ここまでのトップ・ラッセルご苦労様でした。
9:25独標。積雪330cmで、先週より増えていました。山頂は、よく見えないが視界は良好である。時々、日も射すが、風は冷たい。一休憩をして、トップを交代して歩き始める。6合目を越える辺りからは、さほど沈まなくなり、殆どHさんのトップで山頂を目指す。油こぼしは、先週と違いまた冬の白い色に戻っていました。油こぼしは、新雪が所々滑り木につかまりながら登る。
10:40油こぼし。時々、日差しだったのが曇り始め、風も少し出てきた。順調に高度を稼ぎ登る。11:05山頂着。残念ながら、飯豊は雲が掛かっておりよく見えなかった。写真を撮り、小屋に入る。
小屋内気温は、氷点下5度。しかし、風が無い小屋に入ると少し暖かく感じる。4人で、昼食休憩を取る。誰も他には、登ってきませんでした。また、小屋も昭和40年頃から建っているので大分老朽化が進んでいる話しなどが出る。
12:00下山開始。下の方には、雲が出始めている。三王子からの降りで、雪が滑り転けそうになる。お花畑を過ぎた辺りで、雪が降り始める。12:20油こぼし。さほど、難なく降る。降り終わると一瞬ガスが出て、視界が悪くなるが直ぐに晴れるが、山頂方向は見えず仕舞になる。
12:45独標。休憩を取り、再び降る。少し降った所で、脇の沢に入り降る。雪は、やまない。それに、今日の雪は、水分が多くスノーシューに着く。また、降るに従い重くなる。一王子からは、夏道を降る。Nさんが穴が無ければ良いが…。お陰様で、落ちずに一本杉に着く。すっかり天気が悪くなり、五頭方面は全く見えない。13:45神社。神社から車までは雨でした。
PS
昨年の二王子の山行記録を見ましたら、3月29日は、車は神社手前中の峰取り付きまで入る。神社積雪25cm(全部新雪)、独標250cmで一王子で新雪55cmとメモがありました。油こぼしから上は、天候ガスって不良と有りました。
昨年より大幅に、雪が多いです。
羽津から二王子の日の出 |
除雪終点 |
神社の石段 |
二王子神社 |
一本杉から一王子方向 |
登山ルートから一王子小屋 |
一王子上コブから五頭山 |
四合目 |
独標パンザ |
独標から山頂方向 |
六合目付近を登る |
六合目付近 |
油こぼし |
油こぼしを登る |
15琵琶池付近から九合目方向 |
九合目 |
二王子山頂小屋 |
青春の鐘と飯豊連峰 |
山頂標識と杁差岳 |
山頂から飯豊連峰 |
山頂小屋内部 |
九合目付近、下山中雲が出始めた |
油こぼしを降る |
五合目下沢を降る |
二合目水場下の穴 |
神子石 |
一本杉 |