朝、赤谷へ向けて先週同様、車を走らせる。琴沢ゲートが気になったが、焼峰橋から左折して滝谷の集落へ入り。林道を走らせ駐車スペースへ、車は一台も無し。一番乗りで、先行者がいないので車に載せてある鈴を持ち300mほど林道戻り滝谷登山口へ。登山者ノートは、今年の5月18日からになっていました。
6:00滝谷登山口。曇り空で無風の杉林のなかを歩いていると、先週とは違い鳥達のさえずりが聞こえてくる。気温は、割と低いが汗も噴き出してくる。登山道を歩いていると突然、獣がガサガサと登っていく音がする。猿では、なさそうだカモシカかな?姿は見えず。持ってきた、鈴を取り出してつける。登る人が二王子に比べて少ないので、登山道脇にも鳥などが多くいる。キジなど突然飛び立ったりする樹林の中など変化の少ない登山道を登る。樹林が切れて視界が開ける。そこが、ウグイス平である。
6:50ウグイス平。ここで、初めて、焼峰山頂が見える。今日は、曇っているが見えている。ここから、視界がきくようになってくる。また、登山道も斜度もややきつくなり、さほど危なくないが鎖やロープがある道に変化し始める。
7:30〜40清水釜。ここは、昔の炭焼釜の跡もある。まだ、雪が消えたばかりのようでマンサクがようやく咲いたばかりである。また、水場の管が雪のせいで外れたらしく、管で無い所から水が流れている。コップを取り出し、美味い水を飲む。
下の方から、鈴の音が聞こえてくる。休憩を終えて出ようとすると、登ってきたのはSさんでした。今日は焼峰の様子を見に来たとの事で、水場を直してから行くからと言われ、先に行かせてもらう。
7:55修蔵峰。数年前に慰霊碑を直したばかりである。山頂及び、360度のパノラマが楽しめる。山頂までは、もう一頑張りである。登山道は、まだ雪が解けたばかりのようである。また、周りの残雪も例年より多いようだ。斜面のへつり道の所は、残雪まったく無し。ただ、少し下がった斜面には、まだまだ残雪が見える。 山頂直下の内ノ倉分岐は、やはり雪が残っている。以前は、ここに分岐の標柱が有ったが、内ノ倉のダムからの道が廃道になってからもう大分経つ。最後の登りを、頑張って登る。
8:20〜9:00山頂着。ガスが出始めているが、二王子や蒜場などは見えいている。ただ、残念ながら飯豊は雲の中である。腰を下ろして、お湯を沸かして珈琲を飲んでいるとすっかりガスって来て、二王子や蒜場も見えなくなる。少し遅れてSさんも到着。珈琲を飲みながら、情報交換など。先週閉まっていた、琴沢ゲートは25日午後に開き一般車両も加治川治水ダムまで入るようになった事。昨日は、二王子に50〜60人の入山者が有り、山頂小屋脇の桜もようやく咲き始めた事など。こちらは、胎内ヒュッテまで6月3日から一般車が入る予定などを話す。
9:00二人で下山開始。9:20修蔵峰から振り返ると山頂は、相変わらず見えず。時々、撮り忘れた写真などを撮りながら降る。誰も登ってこないねと話しながら降っていると清水釜辺りで夫婦連れに会う。
9:35清水釜で直し終えた、水場のパイプの写真を撮っていると、5人パーティーが登ってきました。その後も、登ってくる登山者と出会う。登ってきた人は、合わせて十数名でした。
10:00登山道をふさぐ形で倒木が有ったのをSさんが取り除くと言うので手伝う。それから、更に降って杉林に入るとSさんが熊の痕跡と言って杉の皮がはがされた所を指したので写真に撮る。俎倉にも結構有るとの事でした。
10:40登山口。
焼峰登山口 |
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ウグイス平 |
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ウグイス平から焼峰 |
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タニウツギと蒜場山 |
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水場(清水釜)手前岩場 |
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清水釜水場(直す前) |
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清水釜に咲いていたマンサク |
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パイプ直している最中 |
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修蔵峰から焼峰 |
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修蔵峰から蒜場方向 |
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修蔵峰から二王子 |
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内ノ倉分岐の残雪 |
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内ノ倉分岐から内ノ倉方向(廃道) |
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山頂手前のツツジと残雪 |
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焼峰山頂飯豊方向 |
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焼峰山頂二王子方向 |
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焼峰山頂から登ってきた尾根雲が迫ってきた |
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焼峰山頂から二王子 |
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二王子アップ |
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焼峰山頂から赤津・籐十郎方向 |
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焼峰山頂から飯豊方向 |
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焼峰山頂から焼峰の頭・飯豊方向 |
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焼峰山頂から飯豊・大日方向 |
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焼峰山頂すっかりガスってきた |
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修蔵峰からも山頂見えず |
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タムシバとツツジ |
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直った水場 |
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新緑と内ノ倉ダム |
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倒木処理中 |
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倒木をどかした後 |
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熊の痕跡 |
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