【2010年06月06日/足ノ松尾根〜大石山/木内茂雄調査】
【タイム】
胎内ヒュッテ4:48〜5:34登山口〜6:24姫子ノ峰6:34〜7:11滝見場〜7:12英三の峰〜7:39ヒドノ峰〜7:53水場分岐〜8:18森林限界〜8:21イチジ峰〜9:14西ノ峰〜9:22大石山9:27鞍部花畑10:31〜10:43大石山〜鉾立下鞍部〜11:33大石山12:01〜12:09西ノ峰〜12:31イチジ峰〜12:53ヒドノ峰〜13:10英三の峰〜13:54姫子ノ峰〜14:34登山口〜15:30胎内ヒュッテ
【記 録】
胎内ヒュッテより舗装道路を10分も歩くと、橋の上で昨年聞いた懐かしい鳥の囀りが聞こえる。まさかと思い見回すと、また、オオルリが待っていた。声を掛けると囀りで返事をして来る。望遠でやっと撮れる距離だが何枚もシャッターを押す。帰りもまた待っていてくれたので、愛着を感じる鳥だ。
足ノ松尾根は、2〜3箇所例年より残雪多いが歩くには問題なし。途中、水場分岐は残雪多く、初めての人は登山道を見失わない様注意が必要。(雪の上に降りて少し戻る様にしてから左に有る登山道を登る)
全くの快晴で、姫子ノ峰では大石山が良く見える。その先、上るに従い、振り返れば胎内尾根、更には二王子岳がクッキリと見える。今回は、ヒドノ峰より10分登った所で右上方に頼木小屋の屋根が光っているのに気づく。
大石山山頂まで見つけた花は、ヤマツツジ、椿、ウコンウツギ、コゴメウツギ?イワカガミ、カタクリ、ヒメシャガ、イワウチワ(水場分岐付近では白も見かける)、ムシカリ、キクザキイチゲ、タムシバ、ムラサキヤシオツツジ、シラネアオイ、ミネザクラ、が咲いている。
そして、大石山より頼木小屋方面に少し下った鞍部付近のハクサンイチゲは例年よりは概ね1週間早い感じで7〜8分咲きである。ミヤマキンバイも咲いている。此処でユックリ泡を嗜みながら、写真を思い切り撮る。
大休憩後、大石山に引き返し、此処から杁差岳方面に下って行くが、辺りのハクサンイチゲは、疎らである。また、杁差岳小屋周辺のハクサンイチゲは登山者の情報で少ないという事と、雲が出始めて来たので割愛して引き返す。往復で見つけた花はミヤマカタバミ、ミツバオウレン、ノウゴウイチゴ、ヒメイチゲ、スミレ等である。
山の花全体として7日から10日遅れている感じがする。そして、同じ道を引き返すが久し振りの10時間行動は疲れた。
もう一つ注意事項は虫刺され対策である。飯豊連峰は何処に行ってもブヨ、アブなどが獰猛に襲い掛かって来ることがあるので虫除けスプレー、ハッカ油、蚊取り線香などは特に必携である。
早朝の胎内ヒュッテ |
遠くに地神山 |
オオルリ |
新しく水場の標識 |
道路に残雪 |
登山口 |
ウコンツギ |
最初の岩 |
白のイワカガミ |
姫子ノ峰 |
姫子ノ峰より大石山 |
途中のタムシバ |
コゴメウツギ? |
二番目の岩 |
ヒメシャガ |
滝見場より滝を見る |
途中大石山を眺める |
登山道に多い残雪 |
カタクリ |
地神山を眺める |
頼木小屋を眺める |
水場分岐 |
イワウチワ |
白のイワウチワ |
森林限界より見た大石山 |
イチジ峰より大石山 |
イチジ峰より |
イチジ峰より鉾立山 |
タムシバと後方二王子岳 |
ムシカリ |
ムラサキヤシオツツジ |
途中二王子岳を振り返る |
キクザキイチリンソウ |
シラネアオイ |
残雪覆い尾根より鉾立山を望む |
木々が新芽を吹く後方二王子岳 |
ミネザクラの蕾 |
ミネザクラ |
西ノ峰にて後方地神山 |
西ノ峰付近より杁差岳を望む |
西ノ峰より大石山 |
ミネザクラと後方二王子岳 |
ミネザクラ満開 |
西ノ峰を見下ろす |
大石山 |
ミネザクラ |
花畑で憩う人達 |
ハクサンイチゲのお花畑 |
ミヤマキンバイとハクサンイチゲの競演 |
ミヤマキンバイのお花畑 |
ミネザクラも競演 |
ミネザクラ |
ミネザクラと後方エブリ差岳 |
ミツバオウレン |
ノウゴウイチゴ |
ヒメイチゲ |
ミヤマカタバミ |
ツクバネソウ |
ムラサキヤシオツツジ |
タムシバ一輪 |
帰途大石山を振り返る |