登山者情報1,365号

【2010年07月13日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 朝、5時半に神社着。車は、3台ほど止まっていました。天候は、曇り空。5:40歩き始める。先週よりは、気温がやや低く感じる。しかし、直ぐに汗が噴き出しました。先週同様、登山道に入ると直ぐにカラマツ・ホトトギスが咲いていました。ゆっくりと、体調を確かめながら登る。一本杉から今日は、五頭が見えていました。二合目・神子石、水場付近のエゾアジサイが綺麗に咲いていました。
 6:20〜30三合目(一王子)休憩を取る。歩き始めると、サンカヨウの実が紫色に色づき始めていました。それに、エゾアジサイも結構咲いていました。7:05五合目(独標)、薄日が射していました。時々、風も吹いてくるので先週に比べると比較的楽でした。この標高で、先週は見頃だったヤマツツジは、もう終わりに近いようでした。油こぼし手前の鞍部付近には、モミジカラマツ?などが咲き始めていました。
 7:40七合目(油こぼし)相変わらず曇り空でした。視界は,まあまあで有るが下界は、もやのせいかよく見えない。八合目お花畑で、下越のSさんが駆け上がってきた。山頂で待っているよと、走って行きました。残雪の具合は、大分消えて雪の上を数メートル歩くだけとなりました。(雪の上を歩くのは、ここだけでした。)また、水場も出ており使えるようになっていました。花は、イワカガミ・シラネアオイ・オオサクラソウなどが咲いており、雪渓下部にはコバイケイソウの蕾が有りました。
 三王子を過ぎ、先週咲き始めていたイワイチョウは盛りと咲いていました。それに、バイケイソウの緑の花も咲き始めていました。また、先週は琵琶池付近に残っていた登山道の残雪もすっかり無くなっていました。また、ヒメサユリの花は全て終わったようで全くありませんでした。ニッコウキスゲは、多少咲いておりました。
 8:20山頂。曇り空で霞んでいるが、飯豊連峰は杁差から大日までほぼ全部見えていました。ただ、北股付近に多少雲がありました。(写真は下山直前に雲が取れた時に、撮ったので雲は無い)先に着いていた、下越のSさんと情報交換などをしました。先週、オウインを往復したとの事で、オウイン登山道の所々が笹藪に覆われていいたとの事でした。珈琲を飲み、無線で御西の松葉さんと少し喋っていると、日差しがないので汗が冷えて寒くなってきました。
 9:05下山を開始する。降り始めると天気予報が悪い割に、沢山の人が登ってきました。また、先週同様に少し降るとパラパラと降ったり止んだりが始まりました。
 10:00五合目(独標)。雨が心配なので、カメラをリックに仕舞いました。しかし、思ったほどは降りませんでした。10:25三合目(一王子)。11:00神社。今年の冬に壊れた参籠所を解体?しておりました。
 それから、先週同様、駐車の車の台数が凄い数でした。

二王子神社
カラマツ
タマガワホトトギス
一本杉から一王子方向
エゾアジサイ
神子石
二合目水場
一王子小屋
一王子小屋脇アザミ
サンカヨウの実
五合目(独標)
ヤマツツジ
モミジカラマツ
七合目(油こぼし)
アオヤギソウ
八合目(お花畑)
イワカガミ(お花畑)
オオサクラソウ(お花畑)
シラネアオイ(お花畑)
コバイケイソウ(お花畑)
八合目(お花畑)水場
ウラジロヨウラク
三王子
琵琶池
奥の院
ゴゼンタチバナ
ニッコウキスゲ
シロバナクモマニガナ
山頂小屋
青春の鐘と飯豊連峰
山頂標識と飯豊本山
山頂から三光山方向
山頂から飯豊(杁差方向)
山頂から飯豊(鉾立〜北股〜本山)
山頂から飯豊(北股〜大日)
山頂から二本木山
杁差方向
地神方向
北股方向
本山方向
大日方向
二王子神社参籠所解体中?