登山者情報1,377号

【2010年08月08日/二王子岳/長谷川芳幸調査】


 7時少し前に神社に着くと、思った以上の車の数。途中で一緒になったHさんと車を止める。直ぐにアブのお出迎え、アブに注意しながら急いで準備をして、晴れの神社を7:10にHさんと歩き始める。
 思ったよりも暑くない。撮る花などもないし、アブに追い立てられて快調に高度を上げる。登山道は、刈り払いをしたばかりで綺麗になっていました。(五合目・独標まで)7:35一本杉でいつもの通り、写真を撮り一王子を目指す。途中数名を抜く。しめ縄の掛かった神子石を過ぎ、二合目水場。細くなっているが、充分に取れる。
 7:55三合目(一王子)。ポカリを飲んで呼吸を整え歩き始める。大粒の汗が出てくるので、風が有ればと話しをしながら登る。8:25五合目(独標)。ここでもポカリを飲んで、熱中症対策。直ぐに歩き始める。刈り払いが終わり、半ズボンのHさんは夏草が邪魔そう。六合目の鞍部付近で、BBZ局と無線でつながる。 9:00七合目(油こぼし)。新潟東港方向は、やや霞んでいるが見えていた。
 9:10八合目(お花畑)。残雪は全て消えており、アザミは咲き始め、ニッコウキスゲは盛り。コバイケイソウは盛りを過ぎていた。水場は、冷たい水がチョロチョロだが美味しく飲めた。三王子の祠を過ぎて、稜線に出ると風が有りった。琵琶池手前の左側の斜面はニッコウキスゲが盛り。
 九合目の奥の院から山頂小屋と青春の鐘が見えている。やや雲は多いが晴れており、まずまずの天気。しかし、飯豊は杁差岳方向が見えているだけで、あとの方向はガスが掛かり始めている。9:30Hさんに少し遅れて山頂に着く。
 山頂では、モンテローザ・新発田(現在は無い、新発田市勤労青少年ホームの山とスキーの会が母体)の人達が「青春の鐘」をつり下げている二代目から三代目の柱に、立て替え作業に掛かるところだった。私が、休憩をしていると、鐘を降ろして柱を倒す作業に入り、下山をする頃には二代目の柱は倒された。ちなみに今度の三代目は、会員が歳を重ね高所の作業が危なくなるとの事で、柱の背は低くなるとの事であった。
 10:25下山開始。登る時に撮り忘れた、イワイチョウなどの写真を撮って降る。高度を下げるに従い、暑くなるのには参った。11:30五合目(独標)。12:40神社。

 作業終了まで現場にいなかったので、作業内容や写真を「モンテローザ・新発田の岩渕さん」より下記のように連絡を頂きました。「山頂にいた方々にお手伝いをいただきおかげさまで釣鐘塔を、事故もなく無事に倒すことができました。8日は撤去作業で終り、建て替えが完了しませんでしたが、次回、頑張ります。」

二王子神社
一本杉から一王子方向
神子石(二合目)
二合目水場
四合目
五合目(独標)
七合目(油こぼし)
七合目から新潟東港方向
お花畑ニッコウキスゲとコバイケイソウ
お花畑コバイケイソウ
お花畑・水場
満開のニッコウキスゲ琵琶池手前
ニッコウキスゲ
アザミ
琵琶池
奥の院・九合目
九合目から山頂小屋と青春の鐘
ノリウツギ
青春の鐘と飯豊
山頂から三光山方向
山頂から飯豊・杁差岳方向
山頂から飯豊・鉾立峰〜大日岳方向
杁差岳
作業前の釣鐘塔
青春の鐘を外す
痛んだ支柱
倒し
解体
基礎を抜く
今日の作業終了
保安林内作業許可証
イワイチョウ
咲き始めたツルリンドウ