昨年の岳人取材時に、三国小屋管理人大関さんにお世話になった。今回はそのお返しとして、ザックに日本酒5升を入れて往復してきた。また、高速道路が割安になっているので、始めて利用してみた。荒川胎内から新潟中央までは無料、磐越で津川下車したが片道700円であった。なお、走行距離は片道170.6kmであった。
05:45自宅を出発、津川のコンビニで食料を購入し、07:11-35祓川駐車場で軽食を取った。メジロは殆どいなかったが、大きなアブが飛び交っていた。
車道を僅かに戻って、大きな看板から登山道に入る。橋は若干上流に設置されていた。河岸段丘に登り返すと、見事なブナ林になる。この辺りは地元の方が倒木にナメコの菌打をしているので、疑われるような行動は慎みたい。
07:49-55祓川山荘を覗いてみる。小屋内の蛇口は威勢の良い水音を立てていたし、屋外の蛇口からも水が出ていた。
この先は、尾根の山腹を斜上して行く。05:59水源を通過する。ここから小屋までは黒いホースで水を引いているが、露出している箇所があるので、ストックの先に注意したい。06:03小沢を過ぎて、次第にブナ林からヘツリ道になる。08:32登山道に流れる水を飲む。
08:51-09:05十森は登山道を水量十分な小沢が横切っており、ここで食事を取る。以前ブナの樹にあった菱形標識を見つけることはできない。携帯電話のスイッチを入れると、微かに反応があった。
09:20松平峠を通過する。枝に下がっている木片は読めない。メール送受信ができた。ここからは尾根道になる。キオン・ミヤマセンキュウ・ヨツバヒヨドリ・リョウブ・ヒトツバヨモギ・ミヤマアキノキリンソウ・オトギリソウがさいている・
09:55猪鼻は登っていって始めて数本のダケカンバがある場所だ。登山道に直接「清水」と書かれた標識がおかれており、右下の小沢に向かってロープが設置されていたが、藪化していた。
センジュガンピの白い花を見ると、10:03疣岩分岐の標柱に出た。ここから平坦な道を進み、10:09獅子沼分岐を通過する。10:14-25疣岩山三角点には相変わらず標識がない。ここで食事を取る。視界のない中、下って穏やかに登る。傍らにはウメバチソウ・ノリウツギ・コゴメグサ・ミヤマアキノキリンソウ・ミヤマコウゾリナ・ヤマトウバナ・オヤマリンドウ等が咲いている。
10:50風化して文字の読めない標柱まで行くと、小屋が見えた。10:56-12:20三国小屋で大関さんと再会する。四方山話は尽きないが、先ずは下ることとした。12:51-13:17疣岩山で食事を取る。13:20-22獅子沼まで往復してくる。道刈りはしっかりとなされていた。
13:25疣岩分岐から右手の登山道に入る。巻岩山からの降りで、AQLから無線が入る。飯豊山々頂のようだ。しかしこちらのバッテリーが少なくなっており、交換している間に通じなくなってしまった。
14:08上ノ越から左の八ツ小屋尾根に入る。すぐにオオバコが道に密生しており、この道が昔から使われていることを伺わせた。旧道を復活させたものなのだろう。ブナの根元に横線が入っていた。不思議に思っていたらワイヤーが落ちていた。付近を伐採した時に使用したのだろう。それにしても立派なブナ林が続く。14:45-15:00休憩を取る。足元にドングリが付いたミズナラの葉が数箇所
15:15駐車場
祓川駐車場 | |
登山道入口 | |
橋を渡る | |
祓川山荘 | |
屋内の水 | |
登山者カード | 屋外の水 |
十森の水場 | |
登山道が水場を横切る | |
松平峠 | |
峠からは尾根道となる | |
キオン・ヨツバヒヨドリ | |
キオン | |
猪鼻の水場分岐 | |
上から見る | |
荒れた登山道に回復の兆し | |
疣岩分岐 | |
獅子沼への分岐 | |
疣岩山の三角点 | |
三国小屋 | |
ムシカリ(オオカメノキ) | |
ハクサンシャクナゲの葉(裏面) | |
文字の読めない標柱 | |
ツルリンドウ | |
コゴメグサ | |
ゴマナ | |
コメススキ | |
アカモノ(イワハゼ) | |
獅子沼 | |
ヌマハリイ | |
動物の痕跡? | |
巻岩山を振り返る | |
上ノ越 | |
登山道にオオバコが群生 | |
ブナの道 | |
振り返ると、ブナの森が広がる | |
ノリウツギ | |
登山道のカビ? | |
ブナ | |
主 | |
ミズナラが食い散らかされていた | |