登山者情報1,391号

【2010年09月20日/足ノ松尾根〜頼母木小屋/長谷川芳幸調査】

 5:55足の松取り付き。ヒュッテに泊まった団体さんとほぼ同時の出発。昨日より風も無く少し暑く感じる。しかし、先日までの大汗をかくほどの気温でもない。着実に秋の足音は近づいているようである。6:35姫子の峰。先客一人が休んでいた。飯豊の稜線は、地神山にガスが掛かっているがあとは、曇り空であるが見えている。
 7:10滝見場・英三の峰。休憩を取り、ゆっくりと歩き始める。天気予報のせいか今日も会う人はあまりいない。昨日、杁差小屋や頼母木小屋で泊まった数パーティーが降っていった。7:40ヒドノ峰。まだ、正面に見えているブナ林は青々としており紅葉には、まだまだ早いようである。
 7:45水場分岐。水場への道と登山道を間違える人がいるらしく、道標には以前はなかった矢印が書き込まれていた。ブナ林に入り、一休みをする。8:20イチジ峰。下山者と出会う。曇っているが、地神山以外の稜線は見えている。大石山上部もまだ、色づいてないのが見える。8:50西ノ峰。
 9:00大石山分岐。3名が分岐で休んでいた。天気が気になるので、杁差岳には行かず。右に曲がり、頼母木小屋を目指す。大石山のお花畑は殆ど終わっていたが、名残のハクサンフウロ・マツムシソウ・ハクサンイチゲ・ウメバチソウなどが咲いている。
 9:40頼母木小屋。他の登山者無し。管理の目黒さんは、門内へ行っており留守である。頼母木山から降ってくる2人連れ、福島・熱塩つがざくら山岳会の方でした。頼母木小屋に縦走の荷をデポして、杁差岳まで行ってくると言って出発。こちらは、お湯を沸かしたりしてゆっくりと休憩を取った。そのうちに1名が小屋に入って来た。頼母木小屋から見る、杁差岳はガスに隠れたり出たりであった。
 11:00下山開始。少し歩くと、1名が登って来た。11:25大石山分岐。杁差岳に行ったと思われるザックが2つデポしてあった。こちら、そのまま足の松へ降る。イチジ峰で足の松取り付きを、ほぼ同じに出発したパーティーが昼食休憩を終えるところだった。12:40滝見場。少し降ると、登り時に大石山分岐で会ったパーティーを抜く。13:10〜13:25姫子の峰。珈琲を飲み最後のゆっくりとした休憩を取る。
 14:00足の松取り付き。雨具を着るほどの雨は、降らなかったが、胎内ヒュッテに付く頃には、一時的に結構降られた。

 足の松取り付き
 
一つ目の岩場 
 
姫子の峰 
 
 姫子の峰から飯豊の稜線
 
 二つ目の岩場
 
二つ目の岩場付近に咲くハギ
 
 二つ目の岩場
 
 滝見場からアゴク尾根
 
 滝見場から滝
 
 色づき始めたウルシの葉
 
 英三ノ峰
 
ヒドノ峰
 
 水場分岐
 
 まだまだ色づきのないブナ林
 
 イチジ峰
 
イチジ峰から二王子 
 
 西ノ峰から頼母木・地神はガスの中
 
 西ノ峰脇のナナカマドまだ色づきナシ
 
西ノ峰から大石山方向僅かに色づき始めた 
 
 大石山分岐
 
 イワインチ
 
ハクサンフウロと二ッ峰 
 
 ハクサンイチゲ
 大石山お花畑付近から杁差
 
 マツムシソウ
 
 頼母木小屋
 
頼母木の水 
 
 ウメバチソウ