【2010年12月19日/西俣ノ峰/井上邦彦調査】
予報では晴天、あわよくば稜線までと欲を出し、暗い中、車を走らせた。05:22川入荘駐車場から歩き出す。民宿奥川入でカンジキを履き、07:30発。膝下まで深いトレースがある。昨日の荒天時に誰か登ったのだろうか。トレースを踏み外すと酷く抜かる。随分と間隔の広いトレースだが助かる。登山者の物とは限らないので、ヘッドランプで現在地を確認しながら進む。
05:52-55取り付きでフリースと帽子を脱ぎ、急な尾根に取り掛かるが、06:02突然トレースがなくなる。ここから戻ったようだ。06:13岩場を通過する、カンジキで岩場を登るのは楽でない。柴とロープを掴んで腕力で登り切る。06:15ヘッドランプを消す。06:22カモシカの休場(仮称)を通過すると、何時も手を焼く急傾斜地だ。ストックで雪を崩して登る。
06:46大曲の標識を通過し、すぐ先で06:50-07:04第1回目の食事とする。空に朱色が見える。07:26-36食事場からここまで殆ど高度が上がっていない。ロングスパッツではズボンが濡れ始めたので、カッパの下を履き、ゴム手袋をつけてラッセル体制。ここから先は、両手で雪をかき集め、膝で押し付け足場を作る作業となる。
07:58-08:04第2回目の食事620m。藪が邪魔をしてラッセルに集中できない。08:32登り切って十文字ノ池、池は表面だけ雪に覆われていたが、まだ埋まってはいない。09:04-24第3回目の食事710m、10:19-30第4回目の食事840m。最近はハードな山行に遠ざかっていることを考慮し、ゆっくりと登ることとした。11:24左から来る大きな尾根に出る。ここまでラッセルと藪のダブルパンチでかなり疲れて足が重いと思ったら、カンジキに雪が付着していた。
11:52西俣ノ峰山頂に到着する。雪が少ないので、予想通りに杁差岳はブナ林に遮られている。展望を楽しみながら、ラーメンを啜る。風は殆どないが、軍手はすぐに凍りついた。
12:43下山を開始する。13:31十文字ノ池の標識、13:35十文字ノ池の肩、13:56大曲、14:18尾根の取り付きを通過し、14:38奥川入に到着。挨拶をして、14:43川入荘駐車場に戻った。
| 飯豊山方面が赤くなった |
| 日の出は倉手山の北のようだ |
| 兎ダナイに朝陽があたる |
| 十文字ノ池から登ってきた尾根を見下ろす |
| 朝日連峰も姿を現した |
| 池はまだ埋まっていなかった |
| 枯松山が見えた |
| 兎の足跡が多い |
| 枯松山 |
| アップ |
| 兎が踏み固めた道 |
| 西俣ノ峰と兎道 |
| 枯松山方面 |
| まだ藪が出ている |
| もうすぐ山頂 |
| 西俣ノ峰山頂に到着 |
| 杁差岳の展望はまだブナが邪魔していた |
| 鉾立峰 |
| 杁差岳山頂とデトヒラ尾根 |
| 頼母木山方面 |
| 頼母木山 |
| 三匹穴と頼母木山 |
| 梶川尾根と丸森尾根 |
| 地神山 |
| ダイグラ尾根方面 |
| ダイグラ尾根上部 飯豊山 |
| 倉手山全景 |
| 倉手山々頂 |
| 天狗平ロッジ |
| 枯松山と朝日連峰 |
| 朝日連峰遠望 |
| 大朝日岳 |
| ホウノキの新芽と実 |
| ムシカリの新芽 |
| 十文字ノ池 |
| タムシバの新芽 |
| マルバマンサクの新芽 |
| これは何だろう? |
| 完全には落葉しないツツジの仲間 |
| 倉手山 |
| 川入荘に下山しました |