登山者情報 1,418号

【2011年02月06日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 入山者は、15・6名(内、スキーヤー3名)であった。天気予報が良かったので山頂からの飯豊の眺望を期待して家を出る。途中で川東から日の出前の二王子を撮って行ったが、7時前には、南俣に着いた。既に、車が6台ほど止まっている。準備をしていると下越のSさんとWさんが到着。
 7:05やや雲が多いが晴れている。車からSさん達と一緒に歩き始める。先程は無かったSさんの車が定位置に止まっている。先に歩き始めているようだ。それから、この辺も昨日は、雨だったようで昨晩からの冷え込みで林道は、雪が堅く締まっており、ツボ足でもぬからず歩き易い。7:55〜8:10神社。積雪は、180cmと締まってやや減っている。昨日、Sさんが、炊事場の雪下ろしをしたとの事で綺麗になっていた。今日は、一王子小屋を降ろすつもり出来たが一緒に山頂まで行く事になる。雪が締まっているので、そのままツボ足で登山道に入る。一本杉でいつもの通り写真を撮る。五頭は、霞んでいるが見えている。二合目付近から冬ルートの右側の尾根を登る。
 9:20〜30一王子上コブ。独標方向は、雲が多いが綺麗に見えている。相変わらず風がないので暖かく感じる。ただ、五頭は見えているがそちらの方向に雲が多いのが気に掛かる。新雪で多少ぬかり始めたので、スノーシューをつける。先行者のトレースの中には、まだツボ足の人もいるようだ。10:00〜10独標。積雪380cm。山頂も見えている。風も今のところ弱い。休憩中、多少寒く感じたのでゴアを羽織る。歩き始めと暑いので脱ぐ。6合目付近で下山者1名。油こぼしで風が強くなってきたのでやめて戻ってきたとの事。六合目の斜面でスキーヤーが滑ってきた、聞くと皆がゲレンデを汚す前にひと滑りしたとの事でこれから、また登るとの事である。六合目上ポール付近で風が強くなり、寒くなってきたので再びゴアをしっかり着る。油こぼしは、綺麗に見えている。油こぼしは、先週よりも雪が締まっている上に新雪が有ってスノーシューが滑り登りにくかった。
 11:00油こぼし上ポール。殆どスノーシューが沈まなくなるが、風で雪が舞ったりしている。視界は良好で山頂まで見えている。風が強いのでとWさんとOさんのスキーヤー二人は、山頂へ行くのをやめてその辺で楽しんで帰ると言って降り始めた。
 11:55山頂。飯豊は、霞んでいるが見えている。朝日連峰は、肉眼ではかすかに見えている。小屋に入り、昼食タイム。小屋の温度計は、氷点下2度と比較的暖かい。セーターを着込まなくてもいられる。お湯を沸かして、温かい食べ物を食べる最高のご馳走である。ゆっくり珈琲を飲んだり、会話を楽しむ。12:50小屋の外に出ると、登ってきた時より飯豊が綺麗に見えるようになったので、撮り直してから下山を開始する。
 遠くは、春霞のように霞んでいるが近くは素晴らしい景色である。13:20油こぼし上ポール。13:50〜14:00独標。一王子小屋の様子を見に寄る。14:15〜30一王子小屋。上の入り口は、除雪してあった。夏道沿いに下山を開始する。15:00神社。
日の出前の二王子(川東地区から)
南俣林道入り口
二王子神社
一本杉から一王子方向
一王子上コブから五頭
一本杉から五頭
一王子上コブから独標方向
独標パンザ
独標から山頂
六合目付近を登る
六合目上部から油こぼし
油こぼしを登る
九合目雨量計
九合目から五頭方向
山頂小屋
青春の鐘
青春の鐘横から
朝日は霞んでかろうじて見える
青春の鐘と飯豊
青春の鐘モンスター中央から本山方
杁差岳
鉾立峰と大石山
大石山と頼母木小屋
頼母木山と地神山
地神山と扇ノ地紙
門内岳
北股岳
烏帽子岳と飯豊山
天狗岳と御西岳
大日岳
烏帽子山
二本木山
蒜場
パノラマ
一王子小屋
神子石
雪虫