登山者情報142号

【飯豊連峰:石転ビ沢】
地竹原より雪渓の上が歩けます。今後は地竹原の遭難慰霊碑を通るコースになってきます。石転ビノ出合は、大岩の頭が微かに出始めました。中ノ島(草付)は全く出ていませんが、小屋下の台地が畳1枚分露出し始めました。

【朝日連峰:針生平〜蛇引尾根〜大朝日岳】
登山道には雪は残っていません。蛇引清水への分岐には標識があります。そのまま直登すると藪になるので注意。分岐から左へ蛇引清水を経由するコースは、トラバース部分の転落に注意すること。蛇引清水は使えます。平岩山手前の水場は使えますが、標識を見落とさないように注意すること。大朝日小屋ではすぐ下に残っている雪を溶かして使用している。

【花情報】
梅花皮小屋周辺:ハクサンイチゲ・ミヤマンバイ・ショウジョウバカマ・ハクサンコザクラが盛り。
平岩山〜大朝日岳:チングルマ・ハクサンイチゲ・ミヤマキンバイ・ヒナウスユキソウが盛り、特にチング次が見事です。
天狗平〜石転ビノ出合:ムシカリ・ムラサキヤシオ・タムシバは終わり、サンカヨウが盛り、他にタニウツギ・ニリンソウ・オオバキスミレ・サワハコベ・タチツボスミレ・ウワズミザクラ等が咲いています。
【調査者11994年06月10日石転ぴの出合まで(井上邦彦)・06月11日石転ビ沢〜梅花皮小屋(横山正二)・06月1ユ日〜12日蛇引尾根〜大朝日岳(高橋弘之)