登山者情報 1,420号

【2011年02月16日/二王子岳/笠原正雄調査】

【メメンバー】
Aさん(山パパHさんの知人、月岡の山の達人)・いっちゃん・Kさん・Iさん・Mさん・まことさん夫妻・tamoさん・OHW
【タイム】
<上山> 6:30 南俣〜7:35 二王子神社〜9:15 カンジキ歩行へ〜10:05 独標〜11:15 油コボシ〜12:05 山頂
<下山> 13:40 山頂〜14:45 独標〜15:45 二王子神社〜16:35 南俣
(休憩時間は記載していません)
【概略】
 越後の今冬は殆どお天気の日が無い。週間天気予報で久々この日が晴れと出たので、山に出かけるつもりでいた。しかし、行き先はまだ決めていなかった。そこへ、前々日にtamoさんから連絡が入り、是非とも二王子岳の青春の門のモンスターが見たいと言って来た。一方、同時刻頃にいっちゃんグループも二王子岳山行の計画を練っていて、Aさんにガイドをお願いしているところだったと言う。そこで、まことさんも加わって、皆の思いが一致してこの山を目指すこととなった。
 南俣には、我々が一番乗りだったが、間もなく新発田市の若者単独男と山スキー3人隊の車がやって来た。我々が一番手でAさんを先頭に林道に入る。
 神社前でお参りや身繕いをしていると、前記の全員が揃い、その間にSudouさんが先行して行ったとのことである。壺足で杉林を進むが、広葉樹帯となった所でカンジキを履く。スキー隊が追付いて来て、前後して進む。若者が我々の後ろに付いて歩くが、彼は山を始めたばかりで、無雪期には登ったことがあるが、積雪期は初めてと言う。従って、上下山とも我々の後ろを歩き、一度も前に出ることは無かった。
 独標に上ると、Sudouさんが先着されており、挨拶をさせて貰いました。11日も登っておられるのですが、今日の方が少し歩きにくいとおっしゃっておられました。
 ここまでもそうだったが、この後もAさんが我々をグングンと引っ張ってくれて、隊の最後尾を歩いた私は、一人遅れ気味であった。前日の降雪が適度であって、油コボシの登りも最上部の小刻みな斜登高を除けば、ほぼ直登出来た。日差しは申し分ないが、稜線に上ると、風を受けて途端に体感温度が下がる。
 山頂に着けば、飯豊連峰が覆うもの無く全貌を見せて歓迎してくれた。モンスターは中央に顔一つ分の穴を残していた。まだこれからも成長して行き、その穴もしばらくすれば塞がることであろう。
 景色を楽しんでいる間にSudouさんは下って行かれ、スキー隊も滑降して行った。
 それ程回数は多くは無いが、今までで一番の飯豊パノラマであった。
 
メンバー全員(+私)
先頭はリーダーAさん
樹影がくっきり
油こぼしへ
油こぼしの踏ん張りどころ
飯豊連峰パノラマ
飯豊をバックに
山頂モンスターにいっちゃん
山頂小屋前の風紋と五頭山
下山へ