登山者情報 1,428号

【2011年04月24日/高知山〜二王子〜中尾根/長谷川芳幸調査】 

◎天気、晴れ・曇り・雨・曇り メンバー、Nさん、長谷川 コースタイムは、休憩を含みます。(一部は、表記)
【概要】
 朝、車を参拝道入口手前の駐車スペースに一台をデポして高知山林道ゲート前に向かう。7:00高知林道ゲートを歩き始める。林道を20分ほど歩くと車が一台止まっている。その直ぐ先から林道は、雪で車が入らない。沢は、昨日の雨と雪解けで増水している。
 8:00山の神。間もなく、尾根取り付き地点である。取り付き地点にて、休憩を取る。8:05尾根に取り付く。先行者のトレースが杉林の残雪の中に付いている。杉林を過ぎた辺りから、雪はすでに無く鉈目ありの藪になる。マンサクが見頃である。また、ブナなどの芽吹きが始まっている。標高600m付近から再び雪に乗る。快調に高度を稼ぐ。天気は、晴れており尾根からは五頭などが綺麗に見えている。9:15高知山近くの大石が見えてきた、間もなく高知山である。
 9:30〜45高知山に着く。天気も良好、休憩を取ったりしてから二王子を目指す。先行者3名の姿が見え始めた。先行者のトレースも有り、歩き易い。10:45場割峰。雲が増え天気予報と違い天気が崩れているようだ。風が冷たくなってきたので、ゴアを着て休憩を取る。
 11:00赤谷越途付近。一般登山道を登っている人や三王子からの急斜面を尻セードしてくる登山者が見える。尻セードしてきた人に、降りはいいですねと声を掛ける。これから、中尾根を降っていくと言っていきました。こちらは、これから急登である。先行の3名に追い付き、トップを交代する。急登を登り始めると、ブッシュには霧氷が着いている。それに、数pの新雪が有る。写真を撮っている内にトップ交代。
 11:40三王子ピーク。登ってきた高知山方向の写真を撮り、山頂を目指す。今日は、登山者が多いようである。九合目の雨量計と杉のに着いた霧氷の写真を撮って、山頂へ。12:00曇り空で風が強い。飯豊は、雲でよく見えない。写真を撮って山頂避難小屋に入る。結構混んでいる。空いているスペースに座り休憩を取る。到着がやや遅かったせいで、通常ルートから登ってきた人は休憩を終えて下山していく人が多く、少しすると空き始めた。外に出た人が、ガスが出てきたと言っている声が聞こえてきた。
 13:15休憩を終えて、下山に備えてカンジキを着けて小屋の外に出ると、ガスで全く視界が利かない。三王子まで行き、中尾根を降るか通常ルートを下山するかを決める事にする。三王子まで降ると、ガスであまり視界が利かないが、高度を下げると視界が利きそうであるし、トレースもしっかり残っているので、中尾根を降る事にする。ガスの中、尻セード・トレースに沿って降る。13:35中尾根分岐。時々、視界が利くが相変わらずガスが出ている。更に高度を下げると、視界が利くようになり暑くなってきたので、ゴアを脱ぐ。通常ルートよりもブナが綺麗である。
 14:10標高700m付近で、藪が出始めたのでカンジキを外す。その上、雨が降り始める。再びゴアを着て、雨で濡れた藪を降る。雨は比較的短時間であがり、順調に降る。次第に周りの木々は新緑になる。また、足元はイワイチョウが咲いている。15:30新緑の梢の間から神社が見え始める。気が緩み、最後の尾根の分岐でミスをして別な尾根を少し降り登り返す。
 15:50中尾根取り付き。林道に出るこの辺は、雪が残っていないが日当たりの悪い箇所などまだ残っている。16:00車に着く。

高知山〜中尾根
高知山林道ゲート
中尾根取り付きポイント
山の神
高知山尾根取り付き
尾根途中からの五頭の眺め
大石・まもなく高知山
高知山からの眺め
高知山からの眺め(二王子方向)
高知山からの眺め
高知山からの眺め
高知山からの眺め
高知山からの眺め
高知山からの眺め(五頭方向)
高知山からの眺め(登ってきた尾根)
高知山からの眺め
高知山から内ノ倉ダム
高知山から蒜場山
高知山から二王子山頂部アップ
場割峰付近から二王子
赤谷越途付近から三王子方向
三王子の登り・マンサクに霧氷が着いている
三王子付近から振り返る(高知山方向)
三王子付近から山頂方向
九合目雨量計
青春の鐘と飯豊
二王子山頂からの眺め三光山方向
二王子山頂からの眺め飯豊・杁差〜北股方向
二王子山頂からの眺め飯豊・北股〜大日方向
中尾根分岐
ガスの中尾根
熊の爪痕
藪の始まり
イワウチワ
ブナの新緑
梢の間から神社が見える
中尾根取り付き
林道はまだ雪が有る(参拝道入り口より上)
参拝道入り口