登山者情報 1,442号

【2011年05月28-29日/春山合同訓練/井上邦彦調査】 

 今年の合同訓練は天候に恵まれませんでしたが、小国山岳会員で医師の岡崎さんから特別講義がありました。二日目は屋外に出てピッケルやアイゼンの使い方、フィックスロープの通過、懸垂下降、確保等の実技講習が行われました。

小国山岳会岡崎会員の講義
真剣に聞き入ります
負傷者の症状を観察します
ナイフで服を切ります
服をつまみ、ナイフの先から差し込みます
ナイフは鋸状のものがベストですが、今回はビクトリノックスです
負傷者を動かさず、全身を観察できるように
肋骨の構造 軟骨部分の説明
岳講師からピッケルの講義
人間は四足の行動原理を忘れていません
ピッケルの持ち方も例外でありません
ロープの結び方を確認します
しっかりと身につけましょう
懇親会
翌日は雨、先ずは室内で
カッパを着て、雪上技術を確認
ピッケルストップ(滑落停止)
基本を確認します
脇を締めるのがのがポイントです
フィックスロープの通過方法
支点の通過
セルフビレイを忘れないように
懸垂下降
一つ一つの動作を確実に
繰り返して確認します
雪壁を登ってみます
しっかり力を入れて
あと一歩
全員が完登!
お疲れ様でした
今回の参加者です