【2011年07月18日/倉手山/井上邦彦調査】
梅雨が明け、鯨の尾型の天気図が安定し、うだるような暑さが続いている。標高はさほど高くない山だが、少しでも涼しいうちに登りたいと考えた。駐車場に着くと車は1台もない。登山口で登山者名簿に記載するが、箱の蓋がすぐ閉まってしまうので改良の必要を感じた。
06:16オカトラノオの見送りを受けて登り出す。最初は階段になっている。階段は歩幅が自由にならないので、どうも好きになれない。また太陽が当たる所は草が伸び始めていた。急な坂をゆっくりと登るが、風はなく暑い。花は殆ど終わっている。06:45展望台の脇の日陰で軽く休憩する。さらに標高を上げていくと、樹間から太陽が姿を現した。主稜分岐まで来ると太陽は崖になっている左にあり、樹木は登山道の右にあるので日陰がない。大境山・枯松山に加えて杁差岳が見えてきた。鞍部近くでようやくヒメコマツの日陰を見つけ、食事とする。相変わらず風はない。再び急登となり、じわじわと高度を稼ぐと、矮小化した木々に覆われた平坦地となる。
08:00-45倉手山山頂に到着すると、飯豊山から杁差岳に続く飯豊連峰の山並みが連なる。まだ所々残雪を身にまとっている。石転ビ沢を遠望すると、中ノ島最上部の斜上は登山道が露出したようである。僅かな風の動きが感じられるものの、直射日光の暑さにはかなわない。山頂から一段降りた場所でお湯を沸かし食事とする。
下山途中、鞍部近くで登ってくる2人とスライドする。彼らも私達が登りで休憩した所で腰を降ろし。考えることは同じようである。私達はそのまま主稜分岐を過ぎた日陰で休憩とした。ここは遅くまで残雪が残る所であるが、結構涼しい。あとは一気に駐車場まで下った。
なお全体として、登山道に倒れ込んできている木が何本もあり、手入れの必要を感じた。
| 展望台から山頂を仰ぐ |
| 暑いので、冷凍してきました |
| 稜線が見えました |
| 正面は地神山です |
| 山頂に到着しました |
| 梅花皮小屋が見えます |
| 飯豊山方面 |
| 梅花皮岳〜頼母木山 |
| 杁差岳 |
| 雪紋 |
| 梅花皮大滝 |
| 何の樹かな? |
| ノリウツギ |
| 枯松山 |
| 大境山 |
| マタギノ館と旧小玉川小中学校 |
| 曲がりくねった楢の木 |
| 凄い生命力ですね |
| おまけです |