登山者情報1,489号

【2011年10月02日/大日杉〜五段山〜三国〜切合〜地蔵岳〜大日杉/長谷川芳幸調査】
 天候、晴れ・曇り・ガス午後から雨 メンバー、Nさん他4名。(コース・タイムには、休憩時間を含みます。)
 5:45頃に大日杉小屋に到着する。駐まっている車は、思ったよりも有りった。5:55快晴の大日杉小屋を歩き始める。事前につり橋は渡れないとの情報だったが、この先のつり橋渡れませんの大きな看板。そのまま、登山道をつり橋に向けて歩く。
 6:00つり橋。ワイヤーと垂木のみで渡れそうにない。渡渉ポイントを探すが、なかなか無い。Nさん、飛び石を長い足を利用して無事に渡る。Hさん、垂木を利用してつり橋を渡り掛けるが断念。結局、他4名は裸足になり渡渉する。
 6:20沢を渡り終え、登山靴を履いて歩き始める。杉林の中の登山道である。利用者があまりいないので、クッションの効いたふかふかの道である。少し歩くと、一段下がって歩く箇所をお喋りしていて見落とす。直ぐに、道に戻る。暫く登ると、ブナの素晴らしい歩き易い登山道をNさんを先頭に快調に登る。ブナなどの木々の合間から木のない山が見える。地蔵にしては木がない。後で、飯豊山(本山)だと気が付いた。尾根途中で一度休憩を取る。
 8:00五段山(1312m)。道がなだらかになり、看板が見えたと思ったら五段山(分岐)であった。看板の裏側から表側に廻ると、大日杉小屋脇のつり橋渡れませんの看板。谷地平分れからの道と合流しても相変わらず、静かなふかふかの綺麗に刈り払いされた、標高差の殆どないなだらで心地よい道である。ただ、曇り始めたのが気になるだけである。雨が降る前に、切合に着きたい。それが無理なら、せめて剣ヶ峰が濡れる前に越えたい。8:30牛ヶ岩山(1401.8m)。木々は多少色付き始めているが、まだ本格的な紅葉には早いようである。 湿地が点在するなだらかな道が続き思ったより早いペースである。
 9:05多少登りになったかと思うと、お地蔵様があり地蔵山であった。血の池など湿地がある。9:10少し登って川入からの地蔵まき道と合流すると、道の傷みが気になった。9:20〜30剣ヶ峰の下で休憩を取る。この辺まで来ると、紅葉が結構進んでおり眺めが素晴らしい。休憩を終えて剣ヶ峰を登り始めると降ってくる登山者とすれ違う。
 10:00〜10三国岳(1644m)。ガスで、飯豊山(本山)は見えない。休憩を取ってから出発する。10:40七森。七森を過ぎた所で久し振りに、つがざくら山岳会のKさんと会う。昨日、吹雪いた事などを聞いたりして別れる。この辺の紅葉も見頃である。11:00種蒔。ポツポツと時々、雨が当たるようになる。
 11:15切合小屋に着く。朝、大日杉で会った人に出会う。(地蔵岳経由の通常ルートで登った方)中に入り、寒いので着込んでから昼食タイム。持ち寄った食材をつまみに、ノン・アルコールビールなどで乾杯。12:05小雨が降り始めているのでゴアの上衣を着てから、切合小屋から下山開始。ガスですっかり景色は、見えなくなっている。
 12:10分岐から大日杉に向けて曲がると、笹などがズボンに触れて濡れる。朝、登った五段山のルートより刈り払いが多少悪いようである。ガスの晴れ間から見える紅葉が綺麗である。高度を下げると暑くなってきたし、雨も降ったり止んだりなので目洗い清水にてゴアを脱ぐ。
 13:15〜25目洗い清水。止まったついでに?Hさんが、水場に降って目洗い清水を見に行きった。一回降って少し登った所に湧いていて、冷たい美味しい水を汲んできてくれた。一同、余裕のHさんに感心。歩き始めると、地蔵が結構遠くに見える。何回かのアップダウンを繰り返す。
 14:05地蔵岳三角点。休憩を取る。残念ながらガスで飯豊山(本山)は、見えませんでした。だまし地蔵向かい降り始める。だまし地蔵の手前の登り以外は、これから殆ど降りである。14:25滝切合(だまし地蔵)。写真を撮って直ぐに降る。14:55御田。15:20ざんげ坂。鎖を使い慎重に降る。15:35大日杉小屋着。
大日杉・飯豊連峰案内板
大日小屋脇のつり橋(渡れない)
靴を脱いで渡渉
五段山
五段山付近の登山道・綺麗に刈られている
色好き始めた木々
牛ヶ岩山案内板
御前山案内板
湿地
季節はずれのイワカガミの花
地蔵山のお地蔵様
剣ヶ峰手前から剣ヶ峰方向
剣ヶ峰手前から振り返って地蔵山方向
剣ヶ峰
三国岳小屋
三国から本山方向(ガスで本山は見えず)
稜線の紅葉(三国付近)
稜線紅葉(三国〜七森間)
振り返って三国小屋(三国〜七森間)
七森
切合付近から振り返って
切合小屋
切合から草履塚方向
御坪
御坪付近から振り返って(切合方向)
ウルシの紅葉と地蔵岳
地蔵岳三角点
滝切合(だまし地蔵)
御田
長之助清水案内板
ざんげ坂案内板
ざんげ坂を降る