登山者情報1,517号

【2012年01月22日/二王子岳/長谷川芳幸調査】
 天気・曇り、晴れ コースタイムには、休憩も含みます。
 8時少し前に南俣の駐車スペースに着く。車は、4・5台駐まっていた。7:55準備をして歩き始める。先行者がいるので、多少ぬかるが林道はツボ足で行く。参拝道入口から曲がらず、そのまま車道行くトレースがあった。こちらは、参拝道へ曲がる。参拝道の杉林は、この季節にしては気温が高く雪のとけたしずくが落ちてくるのでシャツが濡れる。
 8:45〜55神社。積雪140cm。一休みして、スノーシューを着けて登山道に入る。トレースが有るので、歩き易く順調に高度を稼ぐ。9:30一本杉。 晴れているので、五頭山も見えている。一本杉から上の今日のトレースは、冬ルートの右側の尾根には取り付かず、一王子小屋に向かっているようだ(夏道沿い)。そのトレースを使い登る。小屋の少し手前から冬ルートの右側の尾根に向かっていたので、小屋には寄らず冬のルートに入る。
 10:05一王子上のコブ(三合目)。木々には、雪の花が咲いていた。曇りであるが、遠く佐渡も見えている。一休みして、歩き始める。新雪は、幾らもないがスノーシューに雪が着き歩きにくい。10:40〜50独標(五合目)。積雪350cm。2人連れが降ってきた。六合目付近まで行き降ってきたとの事。話しの通り六合目付近までで、2人のトレースは終わっており、あとは単独スキーヤーのトレースのみとなった。この季節としては、珍しく寒く感じない。ガスが下から湧き始めたが視界は悪くない。この時期としては、珍しく朝日連峰も見えている。
 11:30油こぼし(七合目)。丁度いい位に新雪があるので、油こぼしも難なく登り切った。油こぼしの上に出ると普段は風が冷たくなるのだが、無風に近く薄日だが日差しも有るので、ゴアも着ずに歩いている。少し登ると、丁度スキーヤー(Yさん)が降ってきた。ガスが出てきたので、視界が悪くなるといやなので慌てて降ってきたとの事である。しかし、五頭など遠くは見えないが、山頂方向の視界は良子である。風もなくトレースも消えそうにない天気なので安心して登れるよと会話を交わしてYさんと別れる。先日間違った三王子付近は、視界も良好なので順調に登る。12:25雨量計(九合目)。雲などがあるが、飯豊は見えていた。また、やや雲が掛かっているが朝日連峰も相変わらず見えている。
 12:30〜13:10山頂。飯豊の写真などを撮り小屋に入る。小屋の中の方が寒く感じた。小屋の温度計は、氷点下3度。お湯を沸かし、ラーメンを食べ休憩を取る。休憩中、誰も来なかった。13:10小屋から出てて、携帯でメールを出してから下山開始。丁度、下越山岳会の2人連れが登ってくるところであった。中尾根を登ってきたとの事。こちは、そのトレースを使い降る事にする。
 13:20三王子ピーク。高知山方向に掛かっていたガスも晴れて、綺麗に見えるようになった。写真を撮って、高知山方向へ向かう三王子からの急斜面を降り始めるが、適度に新雪が有り降り易い。13:50高知山・中尾根分岐。少し降るとガスが出始めた。しかし、さほど濃くないしトレースもしっかりしているので心配なく降れる。気温が高いので、雪が重く歩きにくい。
 14:50神社・高知山林道分岐。先程、会った下越の2人が追い付いてきた。下越の方5名で、神社側から登ったとの事。降りは既に、途中で引き返した3名が高知山林道の方に降っているとの事なので、高知山林道へ降る事にする(どちらに降っても南俣に着く時間に、いくらも違わない)。15:20高知山林道取り付き。丁度、下越の3名が休憩をしていた。林道には、スキーのトレースが高知山の方へ向かっていた。16:15車(南俣駐車スペース)。
林道入口
参拝道入口
二王子神社
一本杉から一王子方向
神子石
一王子上コブから四合目方向
一王子上コブから五頭山
一王子上コブから角田・弥彦山
独標(五合目)パンザ
独標から山頂方向
独標から六合目方向
六合目付近から油こぼし方向
六合目と七合目中間付近から油こぼし(アップ)
六合目と七合目中間付近から山頂
油こぼし上から八合目方向
油こぼし上から朝日連峰
花畑(八合目)付近から山頂方向
三王子付近から山頂方向
九合目(雨量計)
九合目から山頂方向
山頂小屋
青春の鐘
山頂から飯豊
山頂から朝日連峰
山頂から朝日(アップ)
山頂から飯豊・杁差
青春の鐘中心部から新潟東港方向
三王子付近から蒜場山
三王子付近から高知山方向
三王子を降り終えて二本木山方向
三王子を降り終えて高知山方向
高知山・中尾根分岐付近から三王子方向
高知山・中尾根分岐付近から高知山
山繭
ガスの中尾根を降る
中尾根、神社・高知山林道分岐
高知山林道・中尾根取り付き