登山者情報1,529号

【2012年03月25日/俎倉山/長谷川芳幸調査】

 天気、雪・曇り メンバー、Nさん他3名+長谷川。
 7時少し過ぎに滝谷森林公園入口に着く。そこが除雪終点だった。車が一台駐まっていた。山に登る準備をしていたので、声を掛けると下越山岳会のYさんで棚橋山を午前中に行ってくるとの事だった。Nさん達も到着。
 7:30みぞれ気味の雪の降る中、スノーシューを履こうとすると、除雪の壁の向こうを見たNさんがスノーシューでアスファルトを歩くつもりかと言う。壁に登り向こう見ると確かに除雪されていた。車道を送電線保守管理道入り口までスノーシューを持って歩く。
 7:45送電線保守管理道へ入り、直ぐにスノーシューを履く。新雪が多少有るのでスノーシューが少し沈む。少し歩くと、琴沢ゲートから来る林道と合流し、更に釜ヶ沢沿いの林道を歩く。8:15釜ヶ沢沿いに右に曲がり尾根をまく林道を歩かず、近道するために杉林の尾根へ入ろうとすると、普段は簡単に渡れる小沢が雪が多いため渡りにくくなっている。渡りやすい所を探して、少し沢沿いに登り、沢が雪で埋まった部分を渡る。あとは、杉林の中の尾根を林道途中に出るため、ひたすら登る。
 8:35林道でて右に少し下がり、再び杉林の尾根に入る。8:40再び林道に出る。歩いていると、突然ウサギが林道を横切ったが、カメラが間に合わず撮れなかった。更に林道終点に向かい歩いていると、前方に格好いい形のピークが見えてきた。俎倉の天狗の庭である。
 9:20〜25林道終点。(夏道のお京平近く)ここで一休みして、いよいよ本格的な登りといっても山頂直下までは、さほど急でない。少し歩くと、Nさんが普段の景色と違うというので、GPSで確認すると、いつも歩くところよりやや右側斜面を登っているようである。登っている右側には、棚橋・馬ノ髪山から来る尾根が見えている。雪崩の跡も有った。前方の最低鞍部を目指して進む。風が強くなってきたし乾いた雪に変わってきた。鞍部から山頂に向けて曲がると斜度がきつくなる。バーンが堅い所は、スノーシューが滑り登りにくい。一歩一歩、山頂に向けて登る。ブナについた霧氷が綺麗である。
 10:20山頂に着くが、吹雪いている上にガスで眺望も無く。寒いので、風の弱い所で休憩を取る事にして直ぐに下山開始。10:50〜11:20標高約700m付近まで降った、窪地で休憩タイム。休憩中は、曇り空で雪もいくらも降らずに助かる。
 寒くなってきたので下山を開始する。林道に入ると、スキー(登り)単独の方と会う。時々、ガスが晴れて棚橋方向の稜線などが見える。振り返ると、天狗の庭・その直ぐ右奥に俎倉山が見えた。降るにしたがい、雪が重くなりスノーシューに雪がつき歩きにくい。相変わらず、雪も降ったりやんだりである。13:10車に着く

今回のGPSデータは、青い線
除雪終点と思った壁
除雪された車道歩き
林道から杉林の尾根に入る
再び林道歩き
兎の足跡
前方に天狗の庭が見えてきた俎倉は、雲の中
林道脇の斜面
雪の斜面をラッセル
山頂直下のブナ林を登る
間もなく山頂
山頂からガスと雪で殆ど視界なし
杉の大木
雪崩の跡
天狗の庭(中央)と俎倉(その直ぐ右)