登山者情報1,535号

【2012年04月15日/倉手山/清水洋樹調査】
 
 朝起きると、昨晩の二日酔いも無く快調だ(山岳会の懇親会)今日は、さてどうしようかと、ぼーっと考える。EBJは、仕事。家主のWKBは、熊狩り。AXLは、新潟方面へ行くようだ。昨日に登った倉手山から見た大境山が素晴らしかったので行ってみることに。登山口に、車を止め出発。
 初めは雪は締まっていたが、すぐに緩んできた。ブナ林の急登の先は亀裂が多く行けそうもない。スノーシューを脱ぎピッケルを差しながらトラバースし急斜面を直登した。足がズボズボ入るのでアイゼンは要らなかった。少し藪漕ぎし上がるとまたもや難所が、先が見えないのでルート取りが難しい。
 やっと稜線に上がる。ようやく山頂も見え快適に歩いてると、なんと登り返しが(一瞬帰ろうかと思った。)そういえば、無雪期に一度来たとき水場からの急登を思い出した。時間もあるので行くことにする。さて、どこをルートにとるか眺めると、右のブナ林が安全だがかなり高度が下がる。左の尾根をたどれば登り返しは、ほとんどないが最後の急斜面が不安だ。結局ブナ林を登ることにする。
 登りきると山頂が再び見えてきた。ここからはなだらかだが右に傾斜しており歩きにくいスノーシューをデポする。山頂は、少し風があるが寒いほどでは無いのでのんびり食事をし下山することに。
 帰りは、登り返しの少ない急斜面ルートを下ることに。途中、勢いよく下っていると右足が凍った雪面を踏み抜いてはまり、その拍子に左足が攣り動けなくなった。しばし悶絶し何とか脱出。なにが起こるかわからないものだあとは、素晴らしいブナ林を慎重に下り登山口へ戻った。
尾根に上がる
飯豊山が見えてきた
行き止まり
左へトラバースして直登
景色は最高
またもや
後ろは
何とか稜線へ
ダイグラ尾根と飯豊山
絶景
やっと山頂が見えてきた(この後、登り返しがある)
山頂にて
杁差岳
飯豊山
飯豊へ続く稜線
山頂を後にする
登りは右、下りは左(ここが登り返し地点)
ブナ林を下る

おわり