登山者情報1,550号

【2012年06月01-02日/朝日連峰山開き:徳網山/吉田幸男調査】
 今年も、小国町の主催「朝日連峰山開き」に参加しました。参加者の体力や嗜好に応じた、4コースの設定があり、健脚向け平岩山Aコース、中級者向け祝瓶山Bコース、初級者向け徳網山Cコース、角楢トレッキングDコース、が用意されてます。各コースとも地元のマタギの方がガイドして同行下さるので、山の事は勿論、地域のことなどリアリティに富んだ案内をして頂けます。
【6月1日】
 今回は初日の神事に始めて参加し、徳網集落の社での式典を体験しました。開会の挨拶から始まり、安全祈願、玉串奉奠の神事が行れ御神酒を戴き、約一時間程で終了しました。その日は公民館に宿泊し二日目は最昨年同様Cコース「徳網山」登山に参加しました。
【6月2日】
 二日目は、各グループとも「りふれ」が起点としてスタートします。Aコースは6時スタート、Bコースは8時スタート、我らCコースは9時スタート、という時間割りで、行動しました。
 9時前「りふれ」に集合し、Cグループ全員点呼確認を受ける、リーダからの注意事項を受け、摺り合わせを行う、昼食のおにぎりを受取りパッケージして準備完了。昨年は登山口まで車で移動しましたが、今年はウォーミングアップを兼ねて、荒川の上流方向へ約1Km強の道程を歩く事になった。天候は一面に青空が広がり新緑の山波のパノラマを眺めながらのウォーキングは爽快そのものである。
 徳網方面の県道に合流し樋倉橋を渡り、間も無く左折し農道に入ると登山口に着く、一息入れて呼吸を整えいよいよ登山道に入る。登り始めは杉林だが、登るに連れ植生は広葉樹に変わってゆく、尾根筋は山頂近くまで樹林に覆われ日光を遮ってくれるので身体には優しい。
 高度を上げて行くと右側の樹間から大朝日岳の主稜線が見えてくる、西側にはまだ残雪に覆うわれた飯豊連峰が長く連なる。山頂が近ずくに連れ起伏や急登が現れ、山頂直下は手足で這い上がる様な登りとなる、そこを越えると急に視界が開け山頂に飛び出す。
 徳網山は千メートルにも満たない標高であるが、抜群の展望を誇る、荒川を上流に辿ると大朝日岳から西朝日岳、遠くは寒江山、以東岳と、反対側には小国町の山並みの上に飯豊連峰が聳える。リーダからは、山頂到達のご褒美!良く冷えたお飲み物を戴く、火照った身体には何よりのクスリだ!!各自昼食を摂り山頂での一時を思い思いに過ごす。
山頂では一時間程過ごし下山を開始する。途中、残雪を採り身体を冷やす人、雪遊びをする人、それぞれ思いおもいに楽しむ。
 麓で待っていたのは、恒例の冷しトマト、カラダが歓んでます!!「りふれ」に戻り点呼確認を受ける、想いは夜の部、懇親会へ・・・
式典開会の挨拶
神事
関係者の挨拶
りふれ全景
Cグループ集合
Cグループスタート
徳網山が見えてきました
樋倉橋を渡り・・・
農道を歩くと・・・
登山口に到着しました
登山開始です
樹林の尾根を登る
快調に登っています
休憩です
稜線が見えてきました
徳網山の頂上、まだまだ遠いヨ〜
元気を出して・・・
急坂を踏破!!
飯豊の山も見えてきました
大朝日岳が近づいてきました
汗を拭いて
尾根は続くよ・・・
もうすぐ頂上?!
頂上到着です
山頂記念撮影
山頂でのくつろぎ
山頂の展望[朝日連峰]
山頂の展望[飯豊連峰]
雪遊び出来るね
お疲れ様、ご褒美だよ
生き返るワ

お わ り