梅花皮小屋のドアを冬期も使えるようにするため改造工事に行ってきた。石転ビ沢は出合の状態が悪い。ホン石転ビ沢出合上流は亀裂が多く、一部迂回した。胎内山でわずかだが紅葉が始まっていた。
本来は16-17日で行う予定であったが、16日に台風が襲来し1日延期を余儀なくされた。そのため人数が少なくなり一人あたりの荷重が嵩んだ。今回の大物は発電機とドア2組である。シミケンサン・ダイチャンと筆者がそれぞれ分担したが、シミケンさんとダイチャンはそれに鉄の補強材を加えた。
下の砂防ダムまで車で入り、05:57出発、06:38-56うまい水で1回目の休憩を取った。07:36-53梶川出合、筆者は河床を飛び石伝いに渡ったが、重荷で転倒を恐れたシミケンさんとダイチャンは高巻き道を選んだ。合流して08:00-12休憩。
門内沢の雪渓が良くないのであちこち探したが渡渉できる所が見つからず、恐る恐る雪渓を渡った。さらに石転ビ沢を渡った所で、08:58-09:09休憩。右岸から入る沢を過ぎて雪渓に取り付いた所でアイゼンを装着した。10:02-14ホン石転ビ沢対岸の小沢に上り休憩。この上は亀裂が何本も入っており、筆者は左岸をへつった。脇から見ると思ったより雪渓が安定していたので重荷の2人はそのまま雪渓を進んだが、大きな亀裂で進めなくなり左岸に降りた。再び雪渓に上がり、10:55-11:18北股沢出合の清水で休憩を取る。
清水でアイゼンを外し、黒滝手前から踏跡をたどり、12:17梅花皮小屋に着いた。14:20頃日帰りのシミケンさんとダイチャンは石転ビ沢を下る。夕方まで小屋のドア改造工事を行っい、残りは明朝とした。
翌日は、朝仕事で残りを仕上げ、07:55梅花皮小屋を出発した。素晴らしい好天で空気が澄み遠くの山まで見渡せた。08:21-33北股岳山頂で展望を楽しむ。09:23-35門内岳、門内清水を確認し登山道まで戻るのに2分40秒を要した。水は十分出ていた。
紅葉はまだ早いが、今年も胎内山々頂付近だけが色づいていた。10:13-16扇ノ地紙で稜線を離れる。先日の合同保全作業箇所を確認しながら、10:50-11:11梶川峰で休憩。急な下りになってくると背中の発電機がきしむ。11:53-12:03五郎清水、12:33滝見場通過、13:04-27湯沢峰、14:01-13楢の木曲がり、14:39湯沢ゲートに到着した。
背負子に荷物を付ける |
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ダイチャンは発電機担当 シミケンさんと筆者がドアを担いだ |
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これまで倒木の根を巻いていた箇所がまっすぐになった |
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重さもこたえるが、木材が枝にかかる |
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うまい水で休憩 |
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昨日の増水を心配したが、水は引いていた |
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梶川出合 |
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若い二人には鉄の補強材も担いでもらった |
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赤滝 |
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石転ビノ出合 |
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石転ビ沢 |
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門内沢に進む |
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雪渓の状態は良くないが、他に渡渉点がない |
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しかたなく、恐る恐る雪渓を渡る |
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とりあえず一安心 |
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続いて石転ビ沢を渡る |
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ホッとした所で休憩 |
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雪渓歩きが始まる |
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肩にずっしりと荷物が食い込む |
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ここから先はアイゼンを履く |
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ホン石転ビ沢対岸で休憩 |
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この上は亀裂が何本も入っている |
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この部分は左岸に上がる |
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状態を見ながら雪渓を歩いていた2人は進めなくなって左岸に降りた |
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振り返る |
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土石流の大岩 |
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石転ビノ出合付近の様子 |
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北股沢出合の清水で休憩 アイゼンを外す |
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黒滝 |
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踏み跡を登る |
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黒滝上から見下ろす |
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小沢を渡る |
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大岩で中ノ島(草付き)に移る |
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北股岳 |
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最後のふんばり |
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梅花皮小屋 |
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最高気温15℃ 最低気温2℃ |
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