6月末に実施した保全技術講習会の施工箇所の様子を見るため川入表参道へ行ってきた。始めは地蔵山までと考えていたが、スパッツを忘れ、長靴に雪が入る積雪になってきた中十五里までで引き返した。(積雪20cm+程度)
【概略】
・ 登山者カード記載所がいいでの湯入り口に設置されている。
・ いいでの湯への無断駐車は厳禁(遭難騒ぎになります=ことわれば駐車場所を指示してくれます)。
・ 11・ 18〜いいでの湯のすぐ先で工事:時間通行止めが行われます。
・ 川入へのアクセス道路は藤巻別れの50m程先でストップ。その先500M程度で道路崩落。
・ 道路崩落箇所には仮設歩道が設置されている。これは冬季の川入集落の雪下ろしの際にも通行するので積雪期も通行可能な様に雪囲いがされる予定。
・ 崩落箇所〜川入間は不定期で雪下ろしに入るため、ブルで雪押しをしますが、あくまで不定期(積雪次第)ですので役場へ問い合わせたりしない様に願います。
・ 川入集落まで徒歩でのアクセスは支障なし。
・ 飯豊鉱泉の先の道路流失箇所も徒歩での通行は問題なし。(詳細は写真:積雪期、残雪期は雪の付き方次第)
・ 御沢野営場手前の橋の基部流失箇所には丸太仮橋を設置。冬季もこのままです。
・ 人の気配が無いので、獣が我が物顔で闊歩しています。注意して下さい。
(調査者も今回、カモシカ2頭を目撃、猿10頭程に包囲威嚇されました)
【来年の川入民宿の営業について】
・ 本年の営業は終了しました。
・ 民宿高見台(0241-39-2130=不在時は下界へ転送)は例年通り4月末頃から営業予定です。
・ 来年は平常通り常駐で(今年は色々あって時々空けていました)営業する予定です。
・ 高見台で宿泊される方は相談すると、道路崩落箇所まで軽トラで迎えにくることも可能との事(徒歩だと2時間位かかる)。
いいでの湯のすぐ先で工事が行われています |
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いいでの湯入り口の標識 |
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登山者カード投函箱とセットで掲示されています |
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藤巻別れ先(500m位)の全線崩落箇所 |
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崩落現場 |
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垂直擁壁は地山にアンカーされていない? |
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河床に散乱する発泡材 |
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仮設歩道が設置されています |
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その先も数箇所で崩落(片側車線のみで歩行に支障は無い) |
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雪の川入集落 |
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飯豊鉱泉(旧)の道路流失箇所=徒歩は支障なし |
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飯豊鉱泉の先の流失箇所=岩盤が残っていて河床に下りず歩ける |
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朝の光が紅葉を際立たせる |
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御沢野営場手前の丸太仮橋 |
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丸太仮橋 |
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御沢野営場 |
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ナナフシが数匹雪の上で死んでいた |
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6月の保全技術講習での施工箇所 |
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土留工のキノコが発生している |
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保全技術講習施工箇所 |
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施工箇所 |
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下十五里に着 |
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人気が無いので獣の足跡があちこちに |
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中十五里で熊の爪掻き跡 |
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左側壁の脇がテラス状になっていて歩行可能 |
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林道より雪の剣ヶ峰 |
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