登山者情報174号


【石転ビ沢】
地竹原から雪渓の上に上がれますが、付近の雪渓の崩壊が始まっているので注意して下さい。滝沢は雪渓が続いていますが、梶川は若干入ったところで途切れています。門内沢は雪渓が続いています。ホン石転び沢も雪渓が続いており、ホン石転ビ沢の出合の下から落石の危険地帯になります。北股沢も雪がたっぷりとついており、ガスられた時はルート選択が大変難しい状況になります。中ノ島(草付き)は約30m露出しています。
【梅花皮小屋〜扇ノ地紙〜梶川尾根】
北股岳の登りは約50m雪の上となります。梶川峰の標識は頭が露出しました。標高1,600m付近は50m程度雪の上となりますが、下部が急峻になっているので南側の登山道沿いに下降して下さい。さらに途中で10m程雪の上を歩き、五郎清水となりますが、水場が使えるようになりました。その下は飯豊山荘まで全て夏道となります。1995年06月25日現在(高橋弘之調査)