登山者情報1,780号

【2014年05月07日/救助隊訓練/吉田岳調査】
 飯豊朝日山岳遭難対策委員会救助隊の自主訓練として、長者原地区梅花皮荘手前の岩壁で岩場訓練を行ってきた。南部班に新人が加わったことと、岩場での訓練を最近は行ってこなかったためその要望に答えての企画である。参加者は竹田、阿部、金野、鈴木、横山、横山、舟山、吉田の8名。
 まずロープワーク、結束等を確認してから、岩場へ。フィックスロープ、懸垂下降、トップロープでの登攀・確保等を学んだ。午後からは雪壁での訓練を予定していたが、岩場の技術を学びきれなかったため、引き続き午後もルートを変えて岩場訓練を行った。
 参加者の多くは岩場での登攀、ロープワークに慣れていないため、必要以上に力んだり、テンぱったりしていたようだ。やはり、普段からロープに親しみ、定期的に岩トレをしてもらいたいと感じた。ともあれ、落石が何度もあり、滑落の危険性もある岩場での訓練は緊張感があり、有意義かつ楽しい1日となった。
 訓練終了後は奥川入荘にて、今年の山の状況、救助隊のあり方、山とは何か・・について、熱く語り合ったとかなかったとか・・・?!
飯豊連峰を仰ぐ梅花皮荘の駐車場に集合
駐車場から訓練岩場まで徒歩数分
懸垂下降のやり方
そうそう左手は添えるだけ
それでは降りてみよう
下を見ると高度感が出る
次は確保の練習
確保の準備はできた
登るぞ
到着
交替しながら練習します
確保なしで懸垂下降
余裕です
今度は登ります
訓練終了後、民宿奥川入で反省会が行われました

おわり