登山者情報1,785号

【2014年06月07日/朝日連峰山開き:祝瓶山/吉田幸男調査】
 今年も、小国町の主催「朝日連峰山開き」に参加しました。参加者の体力や嗜好に応じた、4コースの設定があり、健脚向け平岩山Aコース、中級者向け祝瓶山Bコース、初級者向け徳網山Cコース、角楢トレッキングDコース、が用意されてます。各コースとも地元のマタギの方や小国山岳会の方が同行ガイドしていただき、山の事は勿論、地域のことなどリアリティに富んだ案内をして頂けました。
 各グループとも「りふれ」を起点としてスタートします。私が参加するBコース祝瓶山は3班に分かれ6時スタートとなります。参加者は「りふれ」に集合し、点呼確認を受け、リーダからの注意事項を受け、摺り合わせを行う。昼食のおにぎりを受取りパッケージして準備完了、大石橋まで車で移動、登山口へと向かう。
 天候は予報通り雨雲が広がっている。新緑の樹林の中を20分ほど歩くと登山口に着く。登山口で一息入れて呼吸を整えいよいよ登山道に入る。登り始めは樹林帯の尾根道を登る。途中の水場過ぎると一の搭が見え、尾根筋左側には西朝日岳から派生する残雪をまとった稜線が展望出来る。
 尾根は勾配を増し急登が続く。やがての巨岩の積み重なった岩場を登り切ると一の搭へ飛び出す。この辺が森林限界で高度感を増す。白いガスに覆われ視界は無い。ここから先は痩せ尾根が連続し左側は谷底に深く切落ちており気の抜けない登りとなる。
 赤鼻への分岐を過ぎると笹尾根になり山頂直下のガレ場を登り切ると祝瓶山の頂上へ到達だ。山頂は雨模様の強風が吹いており、先行の3班の人達が下山の準備をしていた。防雨、防寒をして行動食や食事を摂り体力つける。記念撮影をして早々に下山開始となる。
 麓で待っていたのは、恒例の冷しトマト、カラダが蘇ります!りふれ に戻り点呼確認を受けた後、温泉で身体を癒す。夜の部懇親会へ、初参加の方達、常連の方々とも親交を深め盛大に盛り上がり、閉幕となりました。

関連ブログ
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登山口へ出発します
祝瓶山登山口にて
リーダの解説を聞きます
県境尾根遠望
朝日連峰は奥深い
ヤマツツジ
一の塔に到着
イワカガミ
難所を通過します
頂上に到着しました
山頂で記念撮影
下山開始します
無事下山しました

おわり