登山者情報182号

【飯豊連峰:ダイグラ尾根〜梅花皮小屋/1995年07月26日井上邦彦調査】
お池の平の上970m地点、登山道から東へ下る水場は水量多くない。休場ノ峰の先、ハクサンオミナエシキョウガノコマルバキンレイカミヤマクルマバナカラマツソウコメツツジギンリョウソウクルマユリニガナシロバナニガナホツツジミヤマキンポウゲヒメサユリオトギリソウミヤママコナシシウドミヤマコウゾリナツクバネソウトリアシショウマモミジカラマツコバイケイソウマイヅルソウツマトリソウハクサンボウフウハクサンコザクラノウゴウイチゴハクサンチドリイワカガミガクウラジロヨウラクアカモノアオヤギソウオオサクラソウニッコウキスゲシナノキンバイクチバシシオガマが咲く。宝珠山の下、標高1,660mで登山道東側に残雪があり融雪水が可能だが、あと数日でなくなる。1,680mに同様の箇所があるが下るには足元が危ない。宝珠山の標識がある1,720mの融雪水は不可1,740mにも東側下に残雪が見えるが、転落の危険性がある。飯豊山手前の御前坂にはもマルバシモツケ・ハクサンシ ャクナゲミヤマダイコンソウチシマギキョウが咲く程度。飯豊山から御西小屋の間は全て夏道。玄山道分岐や御西岳東の鞍部の草原はニッコウキスゲとコバイケイソウが見事な群落が広がる。外にはクチバシシオガマヨツバシオガマハクサンボウフウチングルマイワカガミアオノツガザクラタカネアオヤギソウハクサンコザクラムカゴトラノオミヤマキンポウゲがさいていた。天狗岳と亮平ノ池の間は数カ所夏道が雪に埋もれている者の滑落の危険は小さくなった。ガスられた時の道迷いに注意する事。御手洗ノ池付近のシラネアオイが盛り。キヌガサソウハクサンコザクラ・シナノキンバイなども途中で咲いていた。石転ビ沢ルート図は略。