登山者情報1,879号

【2015年05月11日/石転ビ沢/井上邦彦調査】
 04:51大淵に車を置き、自転車で出発する。05:07倉手山登山口 05:15オフタガリ手前の砂防ダム、ここまで除雪されていた。05:52-59湯沢ゲートで食事、雪面にはブナの花が一面敷き詰められている。06:30上の砂防ダムに自転車を置く。うまい水手前の登山道が新しく崩壊しており、慎重にトラバースする。07:04-13うまい水で食事。地竹沢まで満足な雪橋もなく、雪渓は例年より少ない。地竹原を過ぎて、登山道を進み登りにささしかかった所で急な雪の斜面となったので、ここから雪渓に降りる。滝沢出合の前後は雪渓の陥没があり注意必要だ。出合手前の岩が露出しており、雪の少なさが印象的だ。07:42梶川出合通過、上流の状態が分からないので水場は左岸を行くが、行き詰まって水場に上がって横断する。赤滝の下流、雪渓崩壊事故のあった大岩から雪渓に戻る。
 08:06石転ビノ出合着。08:12-20食事、水はない。08:46-49アイゼンを早めに装着する。音がしたので見上げると沢山の雪塊が左岸の岩場で空に浮かんでいた。右岸寄りに移動すると勢い良く雪塊と岩が激しく回転しながら落ちていった。その後のブロックや落石は単発で数回。09:13ホン石転ビ沢出合を通過。09:41-50北股岳からの落石を避けて、右岸寄りで食事。
 10:47-11:39梅花皮小屋、異常は認められなかった。水場には水が勢い良く出ていたの。小屋の異常なしを確認して下山を開始する。12:01北股沢出合でアイゼンを外す。12:12本石転ビ出合通過。右岸から左岸に雪渓を横切るカモシカの新しい足跡があった。若干下ると左岸からカモシカが跳ぶように走ってきた。おそらくは左岸にクマがいるのだろう。
 12:27石転ビノ出合を通過する。水場は右岸の雪渓をトラバースし、12:42梶川出合着。12:48滝沢出合を確認する。熊獲りなら平気で入るだろうが、トレッキングにはリスクがある。13:03地竹沢付近は雪渓が薄くルートを慎重に選ぶ。13:14うまい水通過、13:31-41食事。14:00上の砂防ダム。14:42天狗平ロッジを確認し、14:52-15:00食事。林道で除雪作業と会う。15:36倉手山登山口、15:52大淵に到着した。
朝焼けの飯豊連峰
大淵に車を置いて歩き出す
西俣尾根
倉手山登山口
車道に落ちてきたブロック
オフタガリはスノーブリッジが全くない!
ブナの花に覆われた林床
ブナしずく
天狗平ロッジ
飯豊山荘
梶川峰(トットバノカッチ)を見上げる
登山届所
湯沢ゲート
梶川尾根取付き
温身平のブナ林
上の砂防ダム ここから登山道となる
砂防ダムから仰ぐ
下ツブテ石の登り 登山道が崩れていた
下ツブテ石を見下ろす
下りにかかると、登山道が本格的に崩れていた
何とか通過して残雪を斜上する
うまい水 すぐ手前の水場が利用できた
地竹沢 ここまで雪渓は全くない
地竹原
滝沢の入口
ここから雪渓に降りた
正面が滝沢入口 かなり雪が少なく本流が陥没し始めている
梶川出合
梶川出合から上流を見る ズタズタになっている
上部の様子が分からないので、左岸を進んでみる
雪渓が薄く通れない 水場の手前か高巻く
通過して振り返る
以前雪渓の崩壊事故が起きた大岩
門内沢
赤滝の登山道
石転ビノ出合に到着
石転ビ沢
門内沢

つづく →