登山者情報1,928号

【2015年12月02日/牟礼(むれい)山/井上邦彦調査】
 
 相当以前のことだが、越後藪山ネットの関係者で残雪期に歩いたことがあるが、二日酔い状態だったので記憶は朦朧としている。気になっていた山なのであるが、山と高原地図飯豊山から外れているのでついつい後回しになっていた。
 山形方面からは、大石ダム手前から胎内スキー場に抜ける車道の途中に登山口がある。駐車場はないが、数台は止めることができるスペースがある。09:07歩き出し、すぐに標識に従い右折する。アカマツとミズナラの雑木林、左は杉林である。09:12杉林の中に入る。09:12右側に水の音。覗いたら水が湧いていたが、水場の看板はない。汲むのであれば簡単な整備が必要だろう。09:17鉄塔の真下を通る。ここから左側は沢に向かって傾斜がある。登り切って鉄塔の脇を通り、僅かに降ると再び右側は杉林になる。
 09:31分岐に破損している標識があった。その向きを見て、左上へ行くこととする。なお直前で杉林が終わり、ここからはブナも混じるアカマツと雑木になるが、ナラ枯れ目立つ。09:38-10:15休憩する。10:18小ピークから光兎山と鷲ヶ巣山が見えた。10:26ブナとホオの林になり、急坂でロープがある。10:31急登を登り切る。10:43朝日連峰が見える。10:46開けた展望地があった。
 10:49牟礼山々頂に到着する。やはり素晴らしい360度の展望だ。ラーメンをにてノンアルコールビールを頂く。やがて二人の登山者も到着。11:28山頂発、数人の登山者が登ってきた。11:55-12:01休憩、12:06標識が破損している分岐を通過し、12:13-22戻るのが嫌になる陽だまりで休憩。12:34車に戻った。
今回のコース
ここが登山口になる
歩き出してすぐに分岐
ところどころ樹木の名前を記した札が下げられていた
破損している標識のある分岐
ナラ枯れ倒木
ナラ枯れが目立つ
ロープがある急坂
雪が出てきた
道を塞ぐ倒木
緩やかな登山道が続く
朝日連峰
大朝日岳
光兎山
鷲ヶ巣山
新保岳方面だろう
のんびりと登る
展望地
朝日連峰方面、小国はまだ雲海に閉ざされているようだ
快適に進む
登山道脇のコシアブラに鳥の巣があった
牟礼山々頂に到着
眼前には杁差岳
杁差岳の右には鉾立山と地神山が見える
右手は二ツ峰だ
尖っているのが杁差岳山頂 大熊尾根最上部と杁差小屋
二王子岳
大境山と枯松山
高坪山
櫛形山脈
弥彦山と角田山
朝日連峰
大朝日岳と平岩山
光兎山
私のザックに止まったのはクロスズメバチだろうか
二人の登山者と分れ下山することにした
周辺の山肌
標識の壊れた分岐
この杉林の右手に湧水があった
車に戻る

おわり