登山者情報1,950号

【2016年04月12日/倉手山/井上邦彦調査】
 西俣尾根を歩いた時に対岸の様子を観察したが、そろそろ雪崩も大丈夫だろうと考えて倉手山に行くことにした。梅花皮荘裏の吊り橋を渡るか大淵橋から車道沿いに入るか迷ったが、岸壁上部を観察し大淵橋とした。
 07:58大淵橋たもとに車を置いて歩き出す。やはり岸壁に張り付いている雪塊は見当たらないが、見えない所にあるので慎重にさっさと危険地帯を通り過ぎる。
 雪の量は驚くほど少なく、車道は半分程度路肩や舗装路を歩けた。雪の上にキツネの足跡が続いており、ネズミやリスの足跡が道路を横切っていた。
 08:18登山口の道標も露出している。露出している登山道を登るが、08:40頃から夏道に新雪が10cm程度積もり、道が見難くなる。
 08:45-47展望台通過、この辺りから雪の上になる。08:56左からの尾根を合わせると、部分的に夏道が露出している。マンサクが咲いている。09:12主尾根に着き、09:15-32食事とする。新雪は30cmとなり、スパイク長靴の中に雪が入りそうになる。雪庇はさほどなく、夏道と残雪を交互に歩く。
 10:02-17倉手山々頂で眺望を楽しむ。県警ヘリ「がっさん」が偵察に飛んできた。10:37分岐、猿の群れと出会う。10:55展望台を通過し、11:10登山口に到着する。11:28大淵に戻った。
今回のコース
大淵橋から歩き出す
上部の雪塊は殆ど見えない
梅花皮荘裏の吊り橋
ミズバショウ
ネズミの足跡、尻尾を引きずっている
キツネの足跡
倉手山登山口の駐車場
登山口
西俣ノ峰を見上げる
地神山
薄っすらと雪の積もった登山道
ネズミ
テンの足跡が続く
展望台
倉手山
地神山
夏道と残雪を交互に登る
杁差岳
どこまでもテンの足跡
主尾根を見上げる
主尾根に出て振り返ると枯松山・大境山
朝日連峰
飯豊山が見えた
山頂を仰ぐ
杁差岳
ウサギの足跡
倉手山々頂
杁差岳
梅花皮小屋
山頂からの展望
飯豊山〜烏帽子岳
御西岳〜地神山
梅花皮岳〜大石山
地神山〜杁差岳
朝日連峰 以東岳〜大朝日岳
県警ヘリ「がっさん」
降る
ヒトハネノ峰方面
杁差岳山頂と「がっさん」
偵察を終え戻っていく「がっさん」
枯松山
大境山
マルバマンサク
サルの足跡
雪でしおれたイワウチワ
西俣尾根
対岸の民宿奥川入
ホオジロ
モンカゲロウ?
帰途 枯松山

おわり