登山者情報1,956号

【2016年05月06〜07日/古寺鉱泉〜大朝日岳/加賀谷亮調査】
 
 今年のGWは晴天が続かず、5/7も雨天予報だったが大きく荒れる事も無かろうと判断して入山、大朝日小屋管理人への慰労表敬訪問へと出かけた。5/6は高曇りながら穏やかな天候に恵まれ、花々や昆虫をのんびりと観察しながら行動した。翌日は未明から雨のため写真は全て1日目の5/6に撮影したものです。
 以下に概要・状況を列記します。
・ 標高900程度から次第に雪が出てきて、1000m辺りからは雪上歩行がメインとなる。
・ 一服清水はスノーブリッジの下になっていたが、掘り出したので使用可能です。
・ ハナヌキ峰南東面のトラバースも雪上ながら、もうじき消えるでしょう。
・ 古寺山への登りは全面雪上、山頂肩への登りは例年どおりの急斜面。
・ 小朝日北西面の巻き道はまだ雪の下で、山頂経由のルートを選択。
・ 銀玉水・金玉水・三沢清水はまだしばらく雪の下で使用できそうにありません。
・ 銀玉水への下りは視界不良時注意。漫然と歩いていると北側に引き込まれやすい。
・ 銀玉水付近と古寺山直下の雪面は結構な斜度で低温硬雪時は要注意です。
古寺鉱泉のシラネアオイ
キタゴヨウの巨木が居並ぶ尾根に上がる
ムラサキヤシオ?がまもなく満開
コヨウラクツツジ
ブナの殻斗
タムシバと思われる昨年の葉の葉脈
イワナシ
コケモモ
イタヤハマキチョッキリの飛翔
あえなく墜落
一服清水にてリュウキンカ
一服清水を掘り出しました
古寺鉱泉・日暮沢・古寺山の三叉路
古寺山直下の急登
大朝日と奥に飯豊連峰
月山と石見堂、赤見堂
大朝日と主稜線方面
山頂より 祝瓶と飯豊連峰

おわり