登山者情報2,046号

【2017年04月02日/西俣尾根/井上邦彦調査】
 天気予報は終日の晴天、以前ハイジから「西俣ノ峰に連れて行って〜」と頼まれ、私の都合で急遽キャンセルしたことを思い出した。
 車で登山口に向かう途中で、なんと雨がぱらついてきた。それでも登り始めた所、先行者の足跡があった。昨日往復した竹爺達のトレースは歩きにくいことこの上ない。
 登るにつれて晴れるどころか、雪になってきた。昨日かんじきなしで3時間つぼ足ラッセルをしたというハイジは「もう帰ろ〜」、私の足も昨日の筋トレが効きすぎているようでずしんと重い。筋トレの強度がきつすぎるのかもしれない。
 結局目的の「杁差岳展望」は諦めて十文字ノ池から戻った。下山中、足元のスッパリと切れた嫌らしい急斜面でアクシデント発生!なんとか止めたが、止めきれなかったら・・・
 車まで戻ると青空が広がってきた。川向かいの倉手山登山口に向かう林道沿いに足跡が見えた。おいおいそこは雪崩の巣だよと思いながら、風呂に入っていくと言うハイジと分かれて帰宅した。
ここで登山届を投函
ここは下を巻く
倉手山
昨日竹爺達が降ったトレース 岩場が露出していた
よじよじ
両側が切れた痩せ尾根
一汗流す
急な尾根に嫌らしく雪が着いている
ピッケルを刺しながら慎重に登る
大曲り直前のトラバース
天候が崩れてきた
倉手山
十文字ノ池直下の急登
西俣ノ峰が見えた
十文字ノ池 今日はここまでとした
岩場を降る
両側の沢は雪崩の巣
ここは下を巻く
民宿奥川入に戻った
車を置いた所から対岸を見たら、誰かが歩いた跡があった (T_T)
私は決してとおりたくない
振り返ると青空が広がっていた

おわり