登山者情報2,064号

【2017年06月15日/御西小屋〜梅花皮小屋/草刈広一調査】
 御西小屋〜梅花皮小屋間は、90パーセントは北東側の残雪の上を歩くことになります。梅花皮岳〜烏帽子岳の鞍部、烏帽子岳直下の東南尾根への巻き道、御手洗の池東側のリッジ、それにクサイグラ尾根の巻き道、最後は天狗岳の新道を過ぎた御西に向かって登りの巻き道などは、特に梅花皮小屋から御西小屋に向かう場合、ガスると入り口を見落としやすいので注意して下さい。
 晴れていれば問題はないし、谷川に重力で引っ張られてできるクレパスもまだ部分的で、稜線のチシマザサのへりに沿って10m〜50mの平坦面が残ってるので、アイゼンも今はほとんどつけなくても歩けます。
 御西小屋の水場は7月末でないとあきそうもないので、カイラギ小屋で汲むか、雪を溶かす必要があります。
御西小屋より大日岳(14日夕方撮影)
御西小屋より北股岳と烏帽子岳(15日早朝撮影)
梅花皮小屋に向かう
亮平ノ池から烏帽子岳
烏帽子岳山頂から飯豊山と御西岳

おわり