登山者情報2,082号

【2017年08月10日/ダイグラ尾根取付き桧山沢吊橋/井上邦彦調査】
 ダイグラ尾根取付きの桧山沢は今年ワイヤー取替のため渡り板をかけないと聞いている。工事の進捗状況を確認するため現場に行ってきたが、工事がされている気配はなかった。橋は空中ブランコがたくさん並んでいる状態であり、どのようにしても渡れるものではない。
 私は吊橋上流の淵から瀬に変わる所で渡渉をしているが、そこは股下〜股まで濡れる。そこ以外の渡渉の可能性を見てきた。もっとも良いコースは、大又沢・桧山沢合流点の下流にある淵から瀬に変わる箇所を渡渉し、本流右岸の川原を遡り、大又沢を再度渡渉するコースであれば、膝上〜股下程度で渡れそうだ。
 なお、これらは平水時のことであり、いったん雨が降れば上流部は森林帯でないのでたちまち増水して渡れなくなることはいうまでもない。
※ 淵は深いが流れが遅い。瀬は浅いが流れが速い。淵から瀬に変わる所に程よい渡渉ポイントがある。
左が大又沢、右が吊橋のある桧山沢
吊橋はパイプが連結されておらず独立している(空中ブランコと同じ)
吊橋直下、渡って渡れないことはにが水流は速い
手前が桧山沢
右上が大又沢(右下からきている桧山沢は葉の影) 左の淵の下流が渡渉ポイント
淵から瀬に変わる所が渡渉ポイントになる

おわり