登山者情報2104号

【2018年05月12日/西俣尾根〜頼母木小屋/井上邦彦調査】

※ 注意!
 このコースは正規の登山道ではなく、主として積雪期や残雪期にのみ使われる。道は綺麗に刈り払われている所もあるが一定せず、迷い易い所も少なくない。熟達者以外は入らないほうが良い。
 05:00梅花皮荘駐車場発。05:15標識に従い尾根に取り付く。ヤマツツジ・タムシバ・オオイワカガミ・ユキグニミツバツツジ等が咲いている。長いピッケルが藪に引っかかる。所々両手を使う急登でひと汗をかく。
 05:40大曲り通過。05:53-06:01一回目の食事は麦飯のお握りが良い。06:11十文字の池は雪に埋まっている。ここで始めて雪を踏む。マルバマンサク・イワウチワ・ムラサキヤシオ・ムシカリ・カタクリ・ショウジョウバカマが咲いている。倒木あり。06:30-35、P487で二回目の食事、この先は夏道と交互。
 07:00-04西俣ノ峰。メールを送る。単独の場合はポイントでメールを送っておくことが重要である。イワウチワ・カタクリ・ムシカリ・マルバマンサク・タムシバ・ムラサキヤシオ・オオバクロモジが咲いている。P688は雨量計の基台。07:15-24三回目の食事。大雪原は頂稜の道を行く。
 07:53-57枯松峰でメール送る。08:05-21四回目の食事。08:36大ドミ。夏道をロストし、若干藪をこいで道に戻る。09:06三匹穴もできるだけ夏道を登る。数日前の新雪が残っている。頂稜の夏道は笹で滑りやすく、ここに人が多くなって歩きやすくなると、急速に道が掘れるようになるだろう。09:50P491頼母木平。
 踏み跡をたどり、残雪を直登して、10:00頼母木山山頂、小屋に向かう。P493慰霊碑。10:19-36小屋で五回目の食事、頼母木小屋はトイレが使用できるようになっていた。水はまだである。小屋の近くでハクサンイチゲが綻びかけ、ヒメイチゲが咲いていた。
 新潟のS氏と会う。日帰りで?差岳まで往復してきたとのこと。また大雪原で熊とあったと話してくれた。帰途はできるだけ雪の上を降る。11:36大ドミ。11:44-55六回目の食事。12:05枯松峰。3人パーティと会う。12:46-55西俣ノ峰で七回目の食事。13:19十文字の池。13:36-44大曲りで八回目の食事。14:03登山口、14:18車に戻った。
今回のコース

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