登山者情報214号

【中津川口/1996年05月14日、飯豊町観光係高橋調査】

5月14日に大日杉小屋まで、道路が開通しました。大日杉小屋付近は約2mの積雪でした。

【小国町綱木〜下叶水/1996年05月13日井上邦彦調査】

横川と桜川の分水嶺である標高400〜500の山地の尾根筋をトレースした。ブナは新緑になったものの他の樹木はようやく綻び始めた程度。花はオオヤマザクラは終わり、イワウチワ・オクチョウジザクラは終わりかけ、ムラサキヤシオツヅジ・ユキツバキが咲き始めた。麓ではカタクリ・エンレイソウを確認した。まだ沢筋はびっしりと雪に覆われている。尾根上でも雪があり小熊の足跡を見かけた。一部スギとカラマツの植林があるものの、全体的にはナラを中心とする薪炭林である。市野々の南の572m峰付近は大変に状態の良いブナ林となっていた。

【ダイグラ尾根/1996年05月15日、藤田栄一】

ダイグラ尾根取り付き桧山沢の吊橋は、踏み板などを外しているので通れないが、すぐ上流のスノーブリッジは5月いっぱいはもつものと思われる。