登山者情報2,181号

【2020年08月22日/梅花皮小屋〜御西小屋/草刈広一調査】

 烏帽子から御西小屋までは写真1のように、登山道にかかる雪渓や雪田はすべて消えました。
 写真2は烏帽子岳直下(新潟県側)のクマの親子。ここにはクマ道もついていて、よく目撃されますが、500mほど離れていて、安全です。
 写真3.4は、御西小屋北西の雪田で、最近、クマが人に向かってきた現場ですが、今日もニアミスがありました。雪渓にいたクマが、声を出しても逃げないので、登山道を通過したところ、クマが勢いよく近づいてきたそうで、登山者二人の間をすり抜けて新潟県側の笹藪に消えていったそうです。同じクマと思われ、ねぐらの笹藪と採餌場所の雪渓をいったりきたりするときに、通りかかると危険なようです。
写真1 登山道上の残雪はなくなりました
写真2 烏帽子岳直下のクマの親子
写真3 御西小屋北西の残雪
写真4 この付近に、登山者に向かってきたクマがいる

終わり