登山者情報2,222号

【2021年06月19日/櫛形山脈:大峰山(桜公園口・寺沢林道口・白山神社口)/井上邦彦調査】

 桜公園の広い駐車場に車を停める。天候は雨、他に車はない。トイレは簡易水洗で2穴ある。06:00駐車場発。寺沢林道は昨年から土砂崩れで通行止めになっている。右手の桜公園への車道に入ると、すぐにゲートがある。ゲートを越えた所に水場があり、その脇の最短コースを登ることにした。ひと登りで尾根上に出た三叉路を左折して願文山に向かう。願文山手前に空堀がふたつある。06:25願文山に到着。ここまでの所要時間は25分である。
 いったん下ってから登り、06:42展望台に到着する。寺沢林道への分岐の先に無人小屋(チェリーヒュッテ)がある。峡彩山岳会の本望さんが晩年、ここに一人で泊まっていたFBの記載が思い浮かんだ。直下で巻き道を分け、06:50-51大峰山々頂に到着する。願文山からここまでの所要時間は25分であった。
 山頂から下山し、小屋前でmail送受信に5分を要する。三叉路から寺沢林道に向かって下る。07:08水場には「飲用に適していない」と記載された看板がある。07:11東屋(一本松展望台)は巻き道を通る。吉平観音堂、07:15三叉路を経て、07:18-19寺沢林道終点(寺沢林道登山口)、トイレは汲み取り式が2穴。山頂からここまで22分であった。
 登り返し、07:22三叉路、07:28-37東屋で雨宿りしながら食事を取る。07:39水場、07:48三叉路、07:54大峰山々頂に戻った。所要時間は26分である。
 再び下山を開始し、08:01三叉路、08:17-20願文山でmailの送受信を行う。山頂から願文山までは23分である。登りと2分しか違わない。
 願文山からは白山神社に向けて下る。神社からは参道でなく車道を下って、08:33登山口(願文山登山口・白山神社登山口で数台駐車可能)に出る。なおここで神社へ行く車道にはゲートが設けられている。道脇には昨年と同様にイノシシ罠檻が設置されていた。所要時間は13分であった。下り一方の登山道なので早くなったと思う。
 神社脇の石標柱から細竹、杉林、石碑を見ながら、08:56願文山まで登り返す。所要時間は23分であった。
 最後は、もと来た道を辿って、09:15車に戻ると、3人の登山者がカッパを着て登り始める所だった。所要時間は19分である。

【所要時間の検証(山と高原地図2021年版)】
・駐車場→25分(40分)→願文山→25分(40分)→大峰山→22分(35分)→寺沢林道登山口→26分(40分)→大峰山→23分(35分)→願文山→13分(25分)→白山神社登山口→23分(35分)→願文山→19分(35分)→駐車場
・駐車場→63%(1.6倍)→願文山→63%(1.6倍)→大峰山→63%(1.6倍)→寺沢林道登山口→65%(1.5倍)→大峰山→66%(1.5倍)→願文山→52%(1.9倍)→白山神社登山口→66%(1.5倍)→願文山→54%(1.8倍)→駐車場

願文山から白山神社口と駐車場に下るタイムが、実踏ではやや早くなっている。これは雨のためリズムが少々早くなったのかもしれないし、地図のタイムを縮めるべきなのかのしれない。ともあれ短い区間ではどうしても誤差が出てくる難しさがある。

 駐車場の休憩所
 
 登山カード箱
 
 トイレ
 
 駐車場から歩き出す
 
 
 寺沢林道は通行止めになっている
 
 桜公園へ僅かに進むと、水場と登山道がある
 
 尾根上に出た
 
 登ってきた道と、これから登る道
 
 途中の空堀
 
 願文山々頂
 
 雨に濡れた登山道を進む
 
 展望台からチェリーヒュッテ この間から左へ下るのが寺沢林道登山口
 
 大峰山々頂
 
途中に咲いていたのはヤマボウシとツルアリドウシだけでした 
 
 寺沢林道口に下る途中の水場(飲用に適さない)
 
 東屋(一本松展望台)
 
 左に登るのが東屋への道 右は巻き道(下部から撮影)
 
 吉平観音堂
 
 法印瀑コース登山口への分岐
 
 寺沢林道登山口のトイレ
 
 登山カード
 
白山神社コース途中の石碑 
 
 白山神社と登山口の石標柱
 
白山神社コース登山口 
 
 イノシシ用の罠檻
 

 終わり