登山者情報2,258号

【2022年03月23日/百石山/木内茂雄調査】

【タイム】
 登山口8:02〜稜線9:30〜10:17山頂10:23〜稜線降り口10:44〜二俣沢11:20〜登山口11:41
【記 録】
 前日の天気予報で朝まで-7度なので、雪が締っているのを予想して登る。
 しかし、数日前の数センチの雪に覆われていて、完全に凍っていない。暫くは何も付けづに登り、やがて、傾斜がきつくなると10p位沈むのでカンジキを付ける。久し振りの登山のせいか動悸と息切れで休み休みで登る。
 なかなか、ピッチが上がらず、早くも弱気になる。”山はなぜ登るのか”と哲学的な思いが脳裡をかすめる。それでも、山岳会に登山報告を出して有るのに撤退するわけにいかない。 気合を入れて何とか稜線に辿り着くと、前日点けたと思える
 トレースが残っていた。これは少し助かった。後はもう少しと頑張るが、先ほどから、過去の登山人生に無かった右膝の痛みに堪える。そして、意地で漸く山頂に辿り着く。天気は快晴、飯豊連峰はパノラマに見渡せる。雪はまだ2m以上有るのだろうか、夏場は頭上に有る山頂標識が膝位の高さに有る。
 下山は、右膝の痛みを庇うのが大変であった。トータル時間はは約3時間40分。昨年の4回の所要時間は平均3時間強であった。1年でこんなに体力が落ちた事に愕然とする。加齢とはこう云うことか!!

 飯豊連峰を望む
 
 山頂の標識