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登山者情報第2,284号
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【2022年9月29日/倉手山ハチ処理/井上邦彦調査】
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28日夜、下記のメールをいただいた。
「9月27日、倉手山登山道の窪みでスズメバチ(体長3‐4cm)を2匹見ました。同じ場所にずっとウロウロしていて地中に営巣している様子です。登りの時は気づかずに素通りしましたが、下りの時は威嚇・追尾されました。雨具で防御して足早に通り抜けました。場所の情報を添付いたします。」
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いただいた情報をもとに捜索したところ、すぐにスズメバチが出入りしている場所を発見!
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場所は木がもっかえった大きな穴のようだ
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防護服は持参していない。分厚い昔のカッパを着込みおそるおそる近づく
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相当に深い穴だ。これでは防護服を着ていたとしても対応が困難だ。
まずは移植ベラでスミチオンを軽く撒いてみた。
穴の中にスズメバチを発見!
蜂が飛び立つと同時に荷物を置いた場所まで逃げる。
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何度か巣と荷物の間を往復し、持参したスミチオンを全て撒く。
出入りする蜂がスミチオンを体に付着したままで巣の中に入り、薬剤を拡散してもらう方法だ。
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作業を終えて下山を始めると、杁差岳に夕日が沈む
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飯豊に夜が来る。その後、下山途中で「遭難発生!」のlineが届く・・・・
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送信いただいた現場の画像。
上部から見下ろして撮影しているので、確認に多少時間を要した。
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左がいただいた現場の位置、右が私のスマホの位置。素晴らしい精度だ。
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