登山者情報第2,300号

  【2023年2月16日/山形県冬山救助訓練/渡部政信調査】

本年度は、山形県内の各警察署・山岳会・ガイド協会・消防本部から67名の参加を得て、蔵王連峰坊平で開催されました。
感染予防の観点から日帰りとなりましたが、3名の講師(小国山岳会員)のもと、3班に分かれた実技訓練を行いました。
訓練の様子はTVでも放映されました。
画像撮影:佐藤和典・横山隆蔵・齋藤拓

テキストです

今回の講師陣

全体座学

 

登山用GPSアプリ「ジオグラフィカ」の活用について

次は野外訓練

訓練場所に向かう

ピッケルの操作方法

ピッケルを突き刺しキックステップで登降

ピッケルストップ(滑落停止)の形を復習

確実に止める

 雪崩埋没者の捜索

アバランチトランシーバー(雪崩ビーコン)で電波を探る

プローブで探す

遭難者がアバランチトランシーバーを持っていない場合を想定
ラインプローブ捜索で埋没した目標物を探し当てた

プローブで埋没位置を特定

埋没者をショベリングで掘り出せ

手前から掘るのがポイント

訓練後は埋め戻した

要救助者のラッピング(梱包)

 

ここがポイント

 

プラティパスにお湯を入れて加温

ブルーシートを使いラッピング
アルミシート、エアーマット、シュラフを使い保温

  


スケッドストレッチャーに固定して搬送

 

MGIオリジナルレスキューシートを使った搬送

 

ココヘリの捜索方法と、ドローンを使った有効性を説明

おわり