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登山者情報第2,302号
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【2023年3月04日/長井小国合同救助訓練/井上邦彦調査】
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登山施設の維持や山岳遭難時の捜索・救助を担ってきた組織山岳団体の高齢化や弱体化が指摘されて久しい。
飯豊連峰と朝日連峰を所管する山形県長井市と小国町では、この課題を解決するために両町の救助隊と警察署の連携を目指し、合同救助訓練を行っている。
今回は始めて長井市を会場とし、道照寺スキー場において実施された。また実技は2班とし、若手育成のために各リーダを指名した。
集合時は小雨だったが、天候は次第に回復し、最後は青空が広がってきた。
午後の画像は佐藤和典氏撮影 |
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スキー場の一画を訓練会場とした
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長井市からの挨拶
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長井市山岳遭難者救助隊長(長井山岳会長)の佐藤君
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小国町の飯豊朝日山岳遭難対策委員会救助隊長の渡部君
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長井警察署地域課長
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小国警察署地域課長
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講師は山形県山岳救助隊
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雪崩ビーコンの操作方法を分かりやすく説明
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捜索開始、ビーコンに反応があるまで走れ!
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雪に足を取られ
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転倒!
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すぐさま飛び起きて、さらに駆け下る
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「10m!」「3m!」と声が上がり
ファインサーチに取り掛かる
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講師からファインサーチのポイントを指導
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スパイラルプロービングで埋没者の位置を特定
プローブは鉛直ではなく、雪面に直角に刺す
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位置を特定したらシャベリング
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要救助者を掘り出したら、すかさず風や低温から隔離
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新装備も登場
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午後からは、長井にも配備されたスケッドストレッチャーを使用
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吊り上げ、吊り下げ訓練
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無事に訓練が終了
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おわり
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