登山者情報第2,303号

  【2023年3月7日/白太郎山/井上邦彦調査】

 晴天が3日間続いたので、薄っすらと靄があり飯豊連峰は見えませんでした。5日は10人以上のパーティが複数入山し、路側に20数台の車が並んだそうです。そのためルートは無数の下山トレースが広がっていました。
 凹凸のすり減った長靴を履いて行ったので、滑って危なく一部は爪カンジキを着用しました。また殆ど全行程でピッケルを使用しました。
 07:20路側帯から歩き始める。薪割りをしていた関さんに挨拶。最初の急斜面でピッケルを出す。08:03-09カッパを脱ぎ、爪カンジキを履く。08:45-55、766m峰を北から巻いて休憩し、カンジキを脱ぎ、仕事の電話。後からアイゼンを着用して登ってきた山形のH氏が先に行く。09:15-25朝食は自宅で摂ってきたのだが、空腹になりパンを食べる。
 09:47-50山頂に到着、飯豊連峰はもとより大朝日岳も霞んでいる。写真を数枚撮影して下山。10:04-22雪庇に注意しながら風の当たらず日の差す所で昼食とする。雪虫や冬芽を楽しみながら、11:10車に戻った。自宅から往復14.5kmでした。

上の画像はGARMIN-etrex-10jの軌跡です。サイズは916kbでした。下の画像はiPhone14のジオグラフィカの軌跡(GPX)をPCに転送したもので、サイズは58kbでした。両者ともきちんと採れていますが、サイズが大きいだけ10jの方が細かいように思えます。

急斜面を登り、スギ林を抜けると雑木林になります

以前カシノナガキクイムシに襲われたナラの木、ナラ枯れがブナの純林に変化していくきっかけになっているのでしょう

どなたの落とし物でしょうか?

ツルツル滑る斜面を登っていきます

太陽が出ました

萌芽更新のホウノキ

残念ながら飯豊連峰は見えません

周囲は比較的太いブナになりました

どなたかスキーを履いて雪庇の亀裂に落ちたようです

一昨日、当会の須藤君から送られてきていた画像です
落ちた方は自力で這い上がったとのことです (*^^*)

県境方面

徳網山を見下ろします

 山頂直下はナイフリッジ

鷹ノ巣山と鷲ケ巣山

何度か山頂かと騙されます

山頂で迎えてくれた祝瓶山と雪だるま

大朝日岳方面は靄っていた

ユキクロカワゲラ

トビムシ

 

ホウノキの芽に亀裂が入っていた

ブナやミズナラの芽はまだ冬の姿です

 

山頂を振り返ります

 真っすぐな足跡、キツネでしょうか?

 

おわり