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登山者情報第2,326号
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【2023年6月19~20日/大日杉~飯豊山/加藤絵美調査】
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切合小屋手前の種蒔山下は、夏道が出ていますが雪渓を3か所ほど、横切る必要があります。ここは例年滑落事故が発生している所です。また草履塚下は早朝に行く場合凍っていました。いずれもアイゼンがあると安心でした。
水場は、長之助清水・目洗い清水は出ていますが、足元が悪くなっているので注意が必要です。
切合小屋にはまだ水が来ていなかったので、草履塚付近の融雪水を取りました。
登山道上には越えられる程度の倒木が6か所ほどあり、処理をお願いしています。
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長之助清水
階段がなくっていました
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地蔵岳三角点から飯豊山を仰ぐ
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ヒメサユリが咲きはじめていました
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ヒメサユリの花が食いちぎられていたり、茎と葉しか残っていないものもありました。登山道付近にサルがおり、フンも散乱していたため、サルの仕業かなと思いました。
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こちら、種蒔山手前のサルくんです
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素敵な水場は残雪に覆われています
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切合小屋手前の残雪
滑落注意
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切合小屋出前から振り返える
滑落危険な雪渓
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夜か明けました
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草履塚への登り
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ハクサンイチゲ
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ヒナウスユキソウ
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飯豊山々頂
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今回初めて「穴堰」を見てきました。
江戸時代、まだ便利な掘削機械などない頃に、田を潤すために山から水を引くために米沢藩が作らせたトンネル状の水路。人力でしかも雪のない夏場しか作業ができず、完成までに20年ほどかかったそうです。その苦労たるや幾何か。
今回はまだ雪の下でした
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おわり
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