登山者情報第2,342号

【2023年9月26日/御沢野営場~大滝遊歩道/井上邦彦】

 大滝遊歩道は、大白布沢左岸の登山道が浸食を受けて通行不能の状態にあり、橋も流失している。
 広い川原を進み、適当な所で右岸に移りさらに川原を進み、林の中の登山道に入る。ブナ林の中の登山道はしっかりしている。沢に下り飛び石で左岸に移る。以前ここにも橋があったが、流失して基礎だけが残っているが、特に問題はない。
 長滝の先まで左岸をへつるように登山道が作られているが、今回は草が伸びていたこともあり足元が悪い。とても「遊歩道」として掲載できる状態にはない。
 長滝の先で川原に降り、そのまま沢身を遡る。最後に本流をわずかに進むと大滝が見えてくる。その手前の小沢から踏み跡を辿って右岸をへつると、大滝の中間部に出ることができる。
 なお所々にロープが設置されているが、信頼性に欠ける物は多かった。 
 現時点では「破線:登山コース(難路)」とし、「増水時不可、ルート選択と足元に注意、渡渉あり」の注釈をつけてはどうか。

野営場(キャンプ場)管理棟の貼り紙

御沢小屋跡
車道に進入しないように工夫されていた

右に曲がるのが登山道
車道を直進するのが遊歩道

砂防ダムを越えて川原を進む

左岸を巻くように登山道があるのだが、崩壊しているので、川原を進んだ
この後は右岸に入りブナ林の中を進む

ここは飛び跳ねて沢を横断した

観察すると、以前に架かっていた橋の跡がある
左岸に登る所には足を掛けるための石が積んである

ダイモンジソウが咲いていた

長滝は全体が見える場所がない

長滝の先からは沢身を登る

左から小沢が入る

本流を進むと大滝に突き当たる
ここから戻って小沢に入ってすぐの踏み跡を辿る

本流右岸の踏み跡から大滝を眺める

そのまま大滝の中段に出た

帰りはブナ林の中の歩道を歩く
画像は歩道の入口

本来の渡渉点

流失した橋の基礎

試しに歩道を降ってみたら崩れており通行不能
木の枝を頼りに川原に降りた

おわり