熊が怖くて何か月も登らなかったけれど、呼子と10何年も経った熊スプレーを携帯して登山開始。
時々、笛を鳴らし、木を叩き、咳払いをして進む。間もなく杉林にかかるが、杉の木の皮の熊剥ぎの箇所が多い事に驚く。今迄何十回と登ったが見たことが無かった。数えたら14本、そして、少し古いのが数か所有った。
杉林が終わり、ブナ林の急登を続け稜線に出る。山頂まで、登山道に落ちている枝を飛ばしながら、相変わらづ、笛を吹き、咳払い等をして進むが幸い熊には遭遇しなかった。
展望台で飯豊連峰の写真を期待していたが、霞か朝霧か微かにしか望めなかった。此処で古い熊スプレーを一吹きしたら、勢いよく黄色の煙が出て咳き込んでしまい、慌ててそこを離れた。スプレーはまだ、使い物なると確認出来た。
山頂から下山まで、誰にも会わなかった。
1、タイム(満82歳に記録)
登山口7:39~百石清水8:16~稜線8:36~山梨の木8:44~百石展望台9:03~山頂9:05~稜線からの下り口9:32~百石清水9:50~二俣沢10:15~登山口下山10:40
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