登山者情報第2,420号の3

【2025年6月22日/石転ビノ出合・三団体交流会/井上邦彦】

一番最後に下山しようとしたら、「カラカラ・・・カラカラ」とどこかで音がする。空耳かと思っていたら、また音が聞こえる。何気なく石転ビ沢を見上げたら大きな落石が左岸から右岸に向けて落下している。右岸に乗り上げ、水しぶきのような雪煙を上げた。さらにそのまま雪渓の真ん中をバウンドしなら落下し、速度を緩めながら、先ほど私達が休んでいた大岩の上流で停止した。単独で登って行った方は無事だったのだろうか・・・確かめるすべもない。

メンバーの誰かが「あんな所に滝がある」と声をあげた。
指さす方を見上げて目を凝らすと、岩の間から水が噴き出ているようにも思えた。

これは画面を拡大してコントラスト調整したものであるが、沢がないように見える所なのだが・・・

雪面を元気よく走り回っていたクモ

また来るね

登りのルートではなく一部夏道を通りました

というのも、雪渓の大岩沿いに新しい亀裂を見つけたからです
雪渓は常に変化をしているので観察が大切です

この付近もまもなくルート選択が難しくなります

梶川です
雪解け水が多く、渡渉が難しくなっているようです

夏道に入るとサウナのようです

キクザキイチリンソウ

帰路も倒木を渡ります

バランスが大変です

おっとっと

この付近も近いうちに再整備の予定です

Google画像検索で調べたら
「ヒメマダラエダシャク」のようだ

車道に到着しました

おわり