登山者情報第2,427号

【2025年8月26日/俎倉山/井上邦彦】

 しばらく遠ざかっていた爼倉山に向かう。非常に蒸し暑く、向かう途中の車でもエアコンを使用する。07:30登山口→07:24本流渡渉→07:49休憩07:56→08:23休憩08:36→08:37慰霊碑→08:56休憩09:04→09:33爼倉山々頂→09:45天狗ノ庭。
 主尾根に出た所から先は高木がなく直射日光がきつい。天狗ノ庭直前、鎖場を登り切ったところでめまいがして登山道に座り込む。天狗ノ庭の確認だけ済まして、戻る途中も軽いめまい。
 山頂への登り返し、灌木の木陰で休憩を取り水分や食べ物の補給をする。とりあえずグループlineに現状を送信する。幾分体調が改善した時点で山頂を越えて樹林帯まで降り、2回目の休憩。
 おそらくは熱射病の初期症状と自己診断。脳の活動が鈍くなっている筈なので、足場に注意しながら悪場を通過する。
 11:05慰霊碑を通過する。休憩を頻繁とり、小沢では首筋と頭と冷やす。12:11本流を渡渉し、12:24車に戻る。
 車のエンジンを掛けた所、ラジオとカーナビが動かなくなっていた。しばらく走った所でエンジンを切り、再始動したところ元に戻った。カーナビも猛暑で異常をきたしたのかもしれないなどと思いつつ帰宅する。

蒜場山登山口方面のスノーシェッドは夜間通行止め

(01) 路側帯に車を止め、林道を登る

登山道に入ろうとした瞬間
鉄塔の方向に動くものが

草むらから出てきた

車道に出ると

こちらに向かって走ってきた

テンだ!

私の手前で草むらに入り

こちらを見て
その後姿を消した

気を取り直して登山道に入る

水路沿いに進む

(02)ここから右手に入る

道は整備されている

崩れた所も安心して通れる

(03) ここで対岸に渡渉する
左岸は崩れた跡があるが特に問題はない

足を濡らすことはないが
右岸の歩道は足元注意

(03)~(04)右岸のヘツリ
空輸用のモッコを利用していた

 カスガイの形をした鉄筋を岩に打ち込んで足場にしている

足場を確認しながら慎重に通過する

杉とブナの混じった登山道
時おり太いブナや立派なスギがある

(05)小沢を横切る
(06)暑いので小沢で顔を洗う

古いクマ剥ぎ

静かな山歩きが楽しめる

足元には
美味しそう
タマゴタケかな

こちらは下山時に写したものだが
僅かの時間で開き始めている

 完全に開いたキノコ

ナラタケだろうか?

支障木で作られた丸木橋

(07)水場のある幕営適地

天然スギのようだ

(08)遭難慰霊碑

「お京平」の地名の由来だと聞いたことがある

ここから右手にも踏み跡があるようだ

これも美味しそうだが

裏を見るとイグチの仲間のようだ

(09) ここもカスガイ型の鉄筋が足場になっている

注意が必要な場所だ

(10)主尾根に出ると高木がない

(11)爼倉山々頂
展望には欠ける

天狗ノ庭に向かう

蒜場山を望む

鎖場

(12)「天狗ノ庭」
標識板は読めなくなっている

爼倉山々頂を振り返る

 

馬ノ髪山方面

以前の情報「登山者情報第2088号(2017年7月27日)

おわり