登山者情報第2,434号

【2025年9月4日~5日/足ノ松尾根保全作業/須藤文護】

 新潟市の建設コンサルタント会社㈱キタックからCSR(社会貢献事業)の一環として、飯豊連峰登山道保全作業の相談があり、6月12~13日は足ノ松尾根の候補地確認に井上が同行しました(登山者情報第2,418号)。
 本番は9月3日に入山予定でしたが、豪雨のためアプローチの車道が通行止めとなってしまいました。須藤は星野と3日に丸森尾根経由で頼母木小屋に入り、草刈は御西小屋から梅花皮小屋に移動して備え、4日にメンバーが足ノ松尾根から登ってくるのを待ちました。
 4日、キタックの社員を始め胎内・北飯豊の会、環境省、BSN新潟放送、三条印刷㈱、山形大学が現地に参集。草刈の指導で作業が実施されました。

頼母木小屋から丸太を担いで現地に向かいます

本隊と合流

現地に向かいます

今年の登山道刈り払いで生じた笹を集めます

材料が揃いました

浸食地の長さを測りイメージを固めます

イメージをみんなに説明

作業が始まりました

みんなの創意工夫が活かされます

笹を丸太の下に詰めて暗渠排水にします

作業前

作業後

汗を流した後は頼母木小屋での交流会

これが保全の醍醐味です

日本海に夕陽が沈みます

この峰々がいつまでも私達を楽しませてくれることを願って

おわり